ついにphotolibraryに続いて、PIXTAの審査も通過した私です。プロカメラマンではないですが、自画自賛するわけではないですが、かなり良い調子であるということは、認めるしかない状態です。というわけで、今回はPIXTAの特性を分析・紹介しつつ、ストックフォト長者を目指して、さらなる攻勢に出たいと思います。

「たとえ失敗しても、俺はいつも輝いてる」(佐藤ポン語録より)

早速、PIXTAの機能について解説していきましょう。PIXTAでは自分の写真の管理に「作品マネージャ」と呼ばれるツールを使います。作品マネージャは、マイページの左側にあるメニューをクリックすると、別ウインドウで起動されます。これは、自分がアップロードした全写真を一括で管理できる便利な機能です。上部のタブ操作で、「審査待ち」や「販売中」、「未申請」などフィルタリングもできます。興味深いのは、審査に通らなかった写真も確認できるという部分。私は落選した写真も、なんらかの輝く部分があると信じて削除していないため、いまだに「NG」マークがついたまま掲載しています。もちろん、NGの理由もちゃんと読めるので、これは自己分析にも役立ちます。私が数カ月後に、ストックフォト長者になったとき、このNG写真を見ながら、「オレも若かったな……」などと、つぶやく光景が確かに脳裏に浮かんでいます。

これが作品マネージャ。写真の管理にとても便利

縦位置の写真と横位置の写真を登録すると、それらの写真には「バリエーション」のマークがついてグループ化される

ちなみに、今回筆者が登録した「秋葉原」でPIXTA内を検索すると、207件ヒット。やはりライバルはそれほど多くない

「俺のサイズ? 既存のサイズを超えた存在が俺だよ」(佐藤ポン語録より)

そしてもうひとつPIXTAの特徴は、写真の価格は画像のサイズによって決定されるというところ。PIXTAでは、写真を登録する際にユーザー側が価格設定できないのだ。最高解像度の写真をアップロードすると、サイトが自動的にS、M、L、XLのサイズを生成し、それぞれの値段を付ける。値段と解像度は以下のとおり。

写真サイズ 販売価格
Sサイズ(縦+横1,300ピクセル以下) 525円
Mサイズ(縦+横4,500ピクセル以下) 1,575円
Lサイズ(縦+横8,000ピクセル以下) 3,150円
XLサイズ(縦+横8,001ピクセル以上) 5,250円

このように、いくら「私の写真は100万円の価値がある」と言い張っても、5,250円以上の価格は設定できないというわけだ。残念な気がしないでもないが、ここは受け入れるしかあるまい。

PIXTAの販売ページ。写真の下に縦横のピクセル数と価格が表示されている

次回、販売が認められた2つのストックフォトサービスを最大限に活用しつつ、さらに攻勢をかけ長者を目指す。