みなさんこんには。節約アドバイザーの丸山晴美です。『丸山晴美の節約道場! 年100万円貯めるためのマネーテクニック』では、Q&A方式で、年間100万円を貯めるテクニックを紹介しています。今回は、「ポイント」の貯め方についての質問です。


【Q】家電量販店やスーパーなど買い物をする際にポイントカードの提示を求められますが、ポイントってやっぱり貯めた方が良いのでしょうか。ポイントカードを作ると、財布が膨らんで格好悪いし、いちいち出すのが面倒臭いと思ってしまうのはダメなのでしょうか。でもお得になるなら、使いこなしてみたいと思っています。


【A】ポイントカードでポイントを貯めて、貯まったポイントでまた買い物ができるなら、貯めないよりはお得なのは間違いありません。しかし、1度しか利用しないお店のポイントを作る必要はないと思いますので、どれくらいの頻度でそのお店を利用するかどうか考えて作ると良いでしょう。

例えば、自宅や会社近くのコンビニエンスストアのポイントカードでよく利用するなら作った方がお得でしょう。ただし、作りすぎてしまうとポイントを貯める効率が悪くなってしまいますので、1業種あたり2社のカードまでにすると良いと思います。

そのお店のカードを作ったら、できるだけその店舗で買い物をしてポイントを貯めましょう。しかし、よく考えなければいけないのが、価格です。電化製品なら価格比較サイトで比較して、ポイントを考えながら、結果的にどちらがお得かも調べてから購入するようにします。

そして、スーパーやドラッグストアのポイント倍増デーなど、ポイントがより多く付く日もチェックしておいて、ストック食材や日用品をまとめて買うとポイントが貯まりやすくなります。

また、どのようにしてポイントを利用するのか、そのルールもしっかり覚えておきましょう。せっかく貯めたポイントを使わないままに期限を迎えてしまったら、それほどもったいないことはありません。

また、支払いの際にプリペイド型電子マネーの「楽天Edy」が使えれば、楽天Edyのポイントと、お店のポイントをダブルで貯めることができます。

楽天Edyは、ANAのマイレージクラブカードやおサイフケータイなどに付いていますので、確認してみましょう。チャージ方法は、現金をコンビニなどでチャージするか、クレジットカードでチャージする方法があります。この時、クレジットカードのポイントが付くクレジットカード会社と付かないところがあります。ほとんどのクレジットカード会社ではポイントになりません。

利用200円で1ポイント(マイル)が貯まり、あらかじめポイントをどこに貯めるのかを指定することができるので、お気に入りのポイントを指定しておきましょう。

現金でチャージをすれば、クレジットカード払いのように後日の請求で焦ることもなくなりますので、上手に利用してみてはいかがでしょうか。

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執筆者プロフィール : 丸山 晴美(まるやま はるみ)

外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している。