お金を貯めるには、家計の収支を把握しなければなりません。そのためには、家計簿をつける必要があります。しかし家計簿づけに挑戦しても、長続きしないもの。使った金額を記載したり計算したりするのが、とにかく面倒であるためです。
家計簿づけに挫折した方や、これから家計簿づけに挑戦したいと考えている方に、ぜひ使っていただきたいのが、スマートフォンの家計簿アプリです。
そこで今回は、金融ライターである私が長年にわたって利用している家計簿アプリ「マネーフォワードME」の特徴やおすすめする理由をわかりやすく解説します。
FPとは: 一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面でさまざまな悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家。貯蓄や税制、保険、投資、不動産、相続など、お金に関する幅広い知識を有している。
■マネーフォワード MEとは?
マネーフォワード MEとは、株式会社マネーフォワードが提供する家計簿アプリです。スマートフォンやタブレットだけでなく、Google ChromeやSafariなどのインターネットブラウザからも利用できます。
マネーフォワードMEには、誰でも簡単に家計簿がつけられるよう、便利な機能が複数搭載されています。
参照 : マネーフォワード ME
▼銀行口座・クレジットカードの登録機能
マネーフォワードMEは、銀行口座やクレジットカードを連携させて、口座残高やクレジットカードの利用額を確認できます。もし口座の残高が不足していたり、クレジットカードの利用学が先月よりも高かったりすると、お知らせしてくれます。
またiDeCoの口座やつみたてNISA口座なども連携でき、管理サイトにログインしなくても運用資産の残高の確認が可能です。さらには「楽天ポイント」や「Amazonポイント」など、ポイントサービスや、Amazonを含む通販サービスも連携できます。
マネーフォワードMEが連携できる金融機関やサービスは、2,650以上です。
※2020年6月時点
▼引き落とし情報や決済情報をもとに家計簿がつけられる
マネーフォワードMEは、口座引き落としの履歴やクレジットカードの決済情報をもとに、自動で支出項目を予測し家計簿にまとめてくれます。
例えば近所のスーパーマーケットで5,000円の買い物をし、クレジットカードで決済をしたとしましょう。決済に使ったクレジットカードをマネーフォワードMEに連携しておくと、支出項目を「食費」と予測して、5,000円を計上してくれます。
もしマネーフォワードMEの予測した支出項目が間違っていた場合、手動で修正が可能です。また現金で支払いをした場合は、金額や支出項目を手動で入力できます。