冬のイメージが強いおでん。今回は冷蔵庫で冷やした冷やしおでんを紹介する。この時期らしく、夏野菜を盛り込み、見た目も華やか。意外と簡単にできるので、ぜひ試してみてほしい。

著者プロフィール

マイティ
節約料理研究家・日本ソムリエ協会認定ソムリエ
東京都在住。都内の人気料理店で店長を務めたのちに結婚。2004年に趣味の節約を生かして、節約料理のブログを開設。「節約は明るく楽しみながら」をモットーに、愛する家族のため、節約しつつも安くてリッチな献立作りに励む。料理以外にも公共料金の節約術、ハンドメイドなどを公開したブログ『1ヶ月2万円の節約レシピ』が人気を集めている。節約をテーマとした雑誌やテレビ出演も多数。

「冷やしおでん」材料代(2人分)280円

おでんの定番の食材に夏野菜を取り入れた冷やしおでん。彩りよく、さっぱりといただける一品となっている。基本的に、夏野菜はさっと茹でたら、めんつゆに浸しておくだけなのでとっても簡単。

材料(2人分)
大根 長さ8cm分 / 卵 2個 / とうもろこし 1本 / ウィンナー 4本 / プチトマト 4個 / オクラ 2本 / めんつゆ(濃縮2倍) 1/2カップ

つくり方

  1. 大根は皮をむき、2cmの厚さの半月に切って米のとぎ汁で茹でる。やわらかくなったら水で洗い、鍋に並べ入れる。めんつゆは水で3倍に薄めてから注ぎ入れ、キッチンペーパーをかぶせてから蓋をし、7分煮る。この後、冷めるまで置いておく。

  2. 卵は水から7分茹でて皮をむき、1の大根が入っているつゆに浸し、冷蔵庫で冷やす。

  3. トウモロコシは4等分に切り、ウィンナーと一緒に湯で5分ほど茹でたら取り出す。水で2倍に薄めためんつゆに浸し、冷蔵庫で冷やしておく。

  4. プチトマトは湯むきして水で2倍に薄めためんつゆに浸し、冷蔵庫で冷やす。

  5. オクラは塩を加えた湯で1分茹で、水で2倍に薄めためんつゆに浸し、冷蔵庫で冷やす。

  6. それぞれ冷蔵庫で1時間ほど冷やし、皿に盛りつける。

大根はキッチンペーパーをかぶせてから蓋をし、煮込んでいく。

「ズッキーニやナスなどでも試してみてください。残ったおでんつゆは捨てずに、煮物やお吸い物、ごはんを加えて雑炊に使うと、色んな野菜の味がしておいしいです。ただし、早めに使い切ってくださいね」(マイティさん)。


注1 食材代は東京都内にあるスーパーの底値を基準に計算しています。
注2 米や基本的な調味料は材料代に入れていません。