「ただいま~!」、ご家族・地元の友人たちと再会する帰省は、あなたにとってストレスになっていませんか? 帰省の度に、なぜか家族と言い合いになってしまう男性に朗報です。
ご存じでしたか? 人は身なりであなたを判断しています。特に、久しぶりの再会ではなおさらです。ご家族・地元の友人から一目置かれる身だしなみで、心地よいお盆休みを過ごしましょう。帰省時に気を付けたい身だしなみNGを、スタイリスト森井が一刀両断!
■NG1.学生時代の延長ファッション
久しぶりの再会だからこそ、周りはちょっとした変化に敏感です。特に、身だしなみ! これは、母親が真っ先にチェックしているポイントです。
「もういい歳なんだから……」、こんなやり取りがキッカケで言い合いになっていませんか? 社会人経験に比例して、チェックされる身だしなみは年々厳しくなっているはず。学生時代の延長に見えがちなカジュアルファッションは止めてみましょう!
まずは、休日にサマージャケットを着て帰省してみてください。「こんな暑いのに、そんなの着てぇ……!」と言われるかもしれませんが、成長した息子に対する母親の照れ隠しだと、私は思います。
ジャケットは大人の象徴です。親に見せるサマージャケットの着こなしは、自分の成長を親に見せる親孝行の一環といえるでしょう!
■NG2.清潔感がないファッション
身だしなみの王道といえば、清潔感。手っ取り早く、カラーコーディネートで清潔感を出す秘訣を教えましょう。それは、全身の配色コントラストを強くすることです。
スーツの場合、上下の色が同じだから配色に悩みません。一方、カジュアルの場合、上着とパンツの配色で悩むことはありませんか? そんなとき、明るい色と暗い色、色の濃淡をつくってみてください。コントラストが力強い着こなしを生むからです。
特に、白パン! 清潔感の代表格ともいわれる白色をパンツにもってくることで、清潔感が生まれます。コントラストが強いネイビーのサマージャケットを合わせるだけで、清潔感の完成です。
■NG3.色遣いが地味すぎる
地元の友人と再会するときは、華やかすぎる色遣いのカジュアルをお薦めします! 夏休みを120%満喫しているようなカラーコーディネートです。例えば、麻シャツ!
素材の風合いと相まって、キレイな色あいが多いです。華やかなカラーバリエーションで、仕事も遊びも100倍楽しんでいる男性は、一目置かれる存在になるのではないでしょうか?
裾を外にだして、ショートパンツで合わせることで、リゾート感が溢れます。華やかな色を楽しむ夏休みファッションを体験するだけで、今後の人生が大きく変わることでしょう! 今年の夏は、一味違う夏休み・お盆休みを過ごしてください。
<著者プロフィール>
森井良行
「ユニクロさえもカッコよく」をキャッチフレーズに、大人カジュアルとして、エレガントカジュアル(エレカジ)を提唱。渋谷・有楽町etc.ショップをまわり、その人だけに似合う服をコーディネートする買い物同行サービスの実績は、のべ3,000人を超え、97%の独身顧客が「女性にほめられた」という。公式サイト「エレカジ」ではコーディネート事例や「モテるファッションアイテム」を日々紹介中。
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