自分でも気づかないうちに、知らない間に恋愛のチャンスを逃してしまっているということ……あると思います。女の子の場合で考えてみるとわかりやすいかもしれません。 けっこうかわいくてアタマもよく、なんとなく男をバカにしているような感じがにじみでている女の子。誰にでも愛想がよく、ボディータッチをしたり思わせぶりだったりするので、いったい誰が本命なのかわからないタイプの女の子。
元体育会系で、しかもチームスポーツをやっていたようで、やる気と熱意があれば何でもできると思っているらしく、男子にそれ以上のことを要求しそうな感じのする女の子。いつも楽しそうに女の子同士でツルんでいて情報通、会社の役員などとも仲がいいらしく、ウカツに恋愛できなさそうな女子。
本人はそんなつもりはないのだろうけれど、不幸顔のモテる女子でちょっと魔性の女っぽくなってしまい、関わると男同士のもめごとがついてきてしまいそうな女の子。
というように、自分のせいではなかったり、悪気はなかったりするのに、なんとなく男子から敬遠されて、恋愛のチャンスを逃してしまっている女の子っているような気がします。
これと同様に、男子のみなさんの中にも知らず知らずのうちに、自分では気付かないところで恋愛を遠ざけてしまっている男子がいるかもしれません。というわけで今日は、知らない間にやってしまっているかもしれない恋愛を遠ざけるチャンス男子バージョンについて考えてみることにします。
●女の子が話しているときに、つまらなそうにあくびをしていたり、他の作業をはじめてそちらに気を取られたりする。そんな行動を注意すると、「だって、女の子の話って、彼氏が~とか合コンで~とか、出会いないかな~とかそんなのばっかりじゃん」とか、「その話は前も聞いたー」みたいなことを言ってしまう。
●趣味があるのはいいことだけれど、あまりにも趣味にハマりすぎていたり、趣味にお金をかけすぎていたりする。また、彼の趣味の内容そのものがちょっと人に言いにくい類のもので、ハマっている本人も趣味のことをおおっぴらにせず隠しているフシもある。
●肝心なことだけでなく、些細なことでもハッキリと自分の意見を言わない。付き合って、好きといったことも女の子から聞かれたら、「うん」と答えたことはあるものの、自分から積極的に告白などはしない。また、どこで食事をする? 家電を買おうとしているんだけど、どっちがいいかな? といった時でもハッキリ意見を言わないので、優柔不断なだけでなく、決断力がない人と女の子に思われてしまっている。
●職場の同僚の女子や学生時代の女の子の友人などを前にしたとき、あからさまに自分の恋愛対象ではないといった態度を取ってしまっている。その証拠に、彼女たちと一緒にいるときに、「LINEの既読スルーで怒る女の子多いから、オレはあえて何も見ない」と、女の子との付き合いを面倒くさがる発言をしたり、「結婚に憧れるとか言うけど、結婚じゃなくて結婚式に憧れてるんじゃないの?」と、女の子の夢の話というか、想像して楽しむ気持ちをバカにした発言をしたりする。
●女の子と一緒にいる場面でスマホを見て、「親に何時ごろ帰ってくるのか聞かれた」と言ったり、約束を取り付けるとき、「ちょっと親に聞いてみないとわからない」と言ったりする。
その他にも、生活が不規則で人が寝ている時間に起きているので、付き合ったら会う時間をつくるのがたいへんそうと女の子に思われてしまっている男子。
ひとり暮らしの部屋は間接照明のみ、音楽は◯◯しか聞かない、テレビは見ない、料理は基本いちから手作りというように、ライフスタイルに強いこだわりがあって、女の子の入るスキがないように見えてしまう男子。
相手のよいところよりも、気になるところばかり見てしまって、女の子にダメ出しをしまくったり、欠点をいじってからかったりする男子も、心が狭そうと女の子から思われてしまう傾向があります。
このように、何気ない会話やふだんの言動から、女の子をバカにしているようすや、人の話を聞かない雰囲気、マザコン疑惑、何事にもハッキリしない態度などが垣間見えてしまう男性は恋愛を遠ざけてしまうことがあります。
それでは、どうすれば恋愛を遠ざけずにすむのかというと、相手の女の子にこうなってほしい、こうであってほしいと何かを求めるのではなく、自分自身が恋愛向きにシフトしてみる、自分が変わるのが得策ではないかと思われます。
女の子からの連絡には、素早くとは言わなくても、こまめに返信をする。自分にとって興味がない話でも、そういう考え方の人もいるんだなぁとスナオに聞いてみる。優柔不断と思われないように、自分の意見も時には言ってみる。
今は趣味にどっぷりハマりすぎていても、それ以外の時間もつくるようにする。休みの前日は徹夜するなど、昼夜逆転の生活パターンを健康のためにも少し改善してみようとする。ライフスタイルにこだわりがあったとしても、そこに誰かがきたときは折り合いをつける柔軟さを持ってみる。
というように、オレは状況に応じて変われるんだよ! というところを女の子にアピールできるといいと思います。ぜひ、簡単にできそうなところからはじめていったほしいものです。
酒井冬雪です。異性が相手だとヘンに意地を張ってしまって、ホメことばをスナオに聞けない、ひねくれた考え方をしてしまうというのは男子だけでなく女子にも見受けられる、恋愛を遠ざける行動かなと思います。照れくさくても、ホメられたときはスナオに受け止めたいところです。では、またねー。