歓迎会や送別会など、飲み会などの集まりが何かと増えるこの季節。気になる女子やかわいいあの子と話したり出かけたりと、チャンスも広がることかと思います。とはいえ、女の子との接点が増えるとき、忘れずにいてほしいことがひとつあります。

それは、女子というものは、男性のみなさんが思っているよりもものすごくジーッと、よ~く周囲の人を見ているということ。見ているってどういうこと? と思う男子は多いことでしょう。「見る」というと、外見がこざっぱりしているか? イケメンか? 清潔感? ファッションセンス? と、見た目のことかと思ってしまう人は多いはずです。

しかし、女子が周囲の人を「見る」というのは決して外見だけに限定されるものではありません。女子の「見る」は、周囲の人たちの心の動きや、気遣い、心配りといったものがメインなのです。

もし、私たちのアタマの上に、そういった心の機微を感じ取るアンテナのようなものがついているとしたら、ふつうの男子のアタマの上には4~5本、ふつうの女子のアタマの上には7~8本のアンテナが立っていることでしょう。女子の中でも特に察しがいい子の場合は、10~12本くらいアンテナが立っているかもしれません。

というわけなので、女子と接する機会が増えるからには、ぜひとも女の子のアンテナに(この人、ステキ!)と感じ取ってもらいたいところです。というわけで今日は、女の子からの好感度が上がる、飲み会やイベント、集まりでの男子の行動について考えてみたいと思います。

◯積極的に、送別会や歓迎会の幹事を引き受ける。面倒で手間がかかると思われている役目を引き受けるだけで、(この人ってやさしいんだな)と女子から思ってもらえるものです。なおかつ、送別会について相談に乗ってという口実で気になる女子と会話したり、「寄せ書き集めようと思ってるんだけど、今っていい色紙いっぱいあるから迷ってて」と買い物に付き合ってもらうことができるかもしれません。

◯送別会等の幹事として、気がきいたサプライズや演出を企画する。サプライズや演出というのは、企画を考えたり、事前準備をしたりするのが、なかなかたいへんですし、むずかしいかもしれませんが、事前に寄せ書きを集めておく。二次会のお店も近くに予約しておく。送られる人がよろこびそうな座席の配置を事前に決めておき、席次表をつくっておく。花束などを贈る場合は、相手の人が好きな色や好きな花をリサーチしておくなどしてみるといいと思います。

せっかく幹事を引き受けたからには、気になる女子の近くに座ってゆっくり話をしたいという気持ちもあるかもしれませんが、いったん自分の望みは横に置いておいて、送る人のためにあれこれ頑張ってみてください。女の子はそんなふうにがんばったあなたをよく見ていますから、好感度が上がること請け合いです。

◯送別会、追いコンといっても、親しい友人同士だけで、自宅で鍋パーティーだとか、公園や河原でBBQという集まりをする場合は、買い出しや調理、準備の手際に気をつけたいところです。

たとえば、鍋料理をすると決まったときに、「なんの鍋がいい?」と意見を出し合うとしましょう。そのとき、「オレは◯◯がいい」と自分の意見を真っ先に通そうとするのは一見いいことに思えませんが、メンバーの女子がお姉さん気質で、どちらかというと自分の意見を通すよりは周囲にあわせる性格ならば、男子の側から意見をどんどん出したほうがいいと思います。反対に、末っ子性格で食べ物の好き嫌いも激しいというタイプがいたら、「何が食べたい?」と聞いてあげるのが得策です。

また、みんなでスーパーに買い出しにいったときに、「鍋の具って、何が入ってるんだっけ?」という言葉はNGと思われがちですが、メンバーの女子がお姉さんタイプでしたら、「かわいい。手伝ってあげたい」と思われるので実はOKだったりもします。しかし、女子たちが末っ子タイプばかりで、女の子のほうも、あまり料理をしなれていない感じだと、スーパーでテキパキ買い物をするほうが好感度大です。

男子のみなさんは、相手の女の子の人柄やタイプを見抜いて、できることをがんばってみるといいかもしれません。こういうのって、なかなか面倒くさい。時間と手間がかかりすぎると思う男子もいることでしょう。ですが、女の子というものは手間をかければかけただけ、頑張れば頑張っただけ、その姿を見て「えらいなぁ」「すごいなぁ」と思っていてくれるものなのです。

逆にいうと、Bくんって、みんな順番に幹事をして、まだ1回もやらないでいる。やらないどころかお人好しのAくんにまた幹事を押し付けて、Aくんこれで4回目だよ……といった点も女子はチェックしているものなのです。

もちろん、だからといってそういったマイナス評価面を表だって口に出したりはしませんし、相手の男子に対して態度をかえたりもしません。ただ、女の子は本当によく「見て」いるということだけ、アタマの片隅で忘れないでおいてもいいかもしれません。

ふだんあまり表だって場を仕切ったりしないシャイな男子が幹事やまとめ役を引き受けて、一生懸命がんばっている姿というのも、女の子にとってはとても好感度大ですので、ぜひがんばってみてほしいなと思います。

酒井冬雪です。いつもはひどい花粉症ですが、今年はそんなにひどくならずにいます(今のところ)。といっても、花粉症がひどくてたいへんという方はたくさんいると思いますので、くれぐれもお大事に! では、またね。