夏も終わりを告げる今日このごろ、結局女の子とお出かけもしなかったという男子、お出かけはしたけれどもふたりの関係に特に何の進展もなかったという男子、いろいろな人がいることと思います。
女の子とお出かけするにあたり、オレとしては精いっぱいがんばったつもり、あとはいったい何をどうすれば、女の子から好意をもってもられるのか、恋人同士になれるのかわからないという男性もいることでしょう。
今日は、女の子から見て「これは、がんばってもダメなんじゃないかな」と思わせてしまう男子の言動について考えてみることにします。
●メールや電話で連絡を取り合っているとき、話の肝心な部分で寝落ちしてしまう。
急に返事がなくなって、翌日「ごめん」と言ってくる。別に他愛もない話やどうでもいい話の最中ならいいのだけど、ふたりの気持ちの問題とか相手の気持ちをさぐっているような話題のときに突然話を中断されたり、メッセの返事がこなくなったりすると、相手の男の子にはやっぱりその気はないんだなと思ってしまう。
しかも、そういったことが一度だけでなく、何度も繰り返されてしまうと、これはもうムリそうと確信する。男の子的には、悪気なく本当に疲れていて寝てしまった。なんと答えればいいか考えているうちに時間がどんどんたってしまって、なんとなくやり過ごしてしまっただけかもしれません。
けれど、女の子に「私のことなんて寝ちゃって終わりとか、その程度の問題なんだな」「また、あいまいにごまかされちゃった。ふたりの関係について聞いても答えたくないんだな」と思われてしまうことにもなりかねないわけです。
(今、ここは重要な場面だ!)(ここは、返し方次第でふたりの関係が進展するところだ!)と思えたら、眠くてもがんばって目をこすって起きていましょう。なんと答えればいいかわからなくて困ってしまったときは、黙って無言で通さず、「Aちゃんとの関係を大事にしたいから、今すぐこたえるのがたいへんで、ちょっと考えこんじゃった」というように、うーんとなってしまっている自分がいること、率直な自分の気持ちを相手にきちんと伝えてあげましょう。そうすることで、相手の女の子のことを大事に考えているんだと伝わるはずです。
●ふたりで出かけるとなると、立ち飲み屋やファストフードのお店にしか行かない。
ガンガン下ネタを言ったり、「あー、オレなんでモテないんだろう」と言ったり、まるで男友だちに対するような態度で接してくる。女の子として見られていないんだな……、女の子扱いされていないから脈がないのだろうなと思ってしまう。
照れ隠しや、相手の女の子の前ではリラックスできるからという理由で、男同士のような付き合い、接し方をしてしまっているだけと、男子のみなさんは思うかもしれません。 しかし、女の子からしてみると、いくらなんでも、たまにはおしゃれなお店に、めいっぱいおしゃれして出かけてみたいものです。いくら仲がいいといっても、相手は女の子だからなぁという気遣いや、やさしさを時々でいいから見せてもらいたいと思うものです。
ましてや、もしかするとこれから恋人同士になるかも……という微妙な状態のときでも、いつもどおり態度が変わらず男の子のような扱いのままなのは悲しいものです。こんなことでは、もしふたりが付き合うことになっても、これからもずっとロマンチックな場面が一度もないのでは……と女の子的にはちょっと悲しい心配をすることになってしまいます。
男性のみなさんとしては、男の子同士のように付き合える女の子は貴重な存在で、本当に心の底から信頼している友人であり、好きな女の子なのかもしれません。でも、相手は女の子です。時々は、彼女いがいの女の子にしているような行動を取ってみてあげると、彼女の不安を取り除くことができるはず。がんばってもらいたいところです。
●ふたりきりで何度も会っているのだけれど、スキンシップがまったくない。
こちらから、手をつないでみようとちょっと彼の手にふれたら、ものすごく驚かれて身を引かれてしまったので、気まずくなった。ふたりで何度も会い、バイバイした後は必ず彼女のほうから「楽しかった。また誘ってね」といったメールもくれる。という状態が何度も続いていて、男子のあなたも彼女に気があるのでしたら、手をつないだり、アタマをなでなでしたりしてみてもいいと思います。
いきなりするのは勇気がいるというのでしたら、「手をつないでもいい?」と聞いてみるといいかもしれません。個人的には、聞かなくてもいいんじゃないかなと思いますが、聞いてももらえるとうれしい女の子もいますので、とにかくがんばってほしいものです。
その他にも、彼女とデートの前後に他の約束を入れていることが多い。自分ではなく、自分の友だちが目当てなのでは? と勘違いして友だちをやたらおしてくる。ふたりきりでいるときに、友人から連絡があると「B男も一緒にきていいかな?」となぜか友だちを合流させて、大勢でわいわいすることになってしまう。ふたりでいるのが着まずのかな? と悩む……といった状況があるようです。
いずれの場合も、自分では知らないうち、気づかないうちに女の子を不安にさせてしまっているだけかもしれません。そんなときは、ちょっと逆の立場になって考えてみてください。自分が同じことをされたら、どう感じるかな……と想像してみると、(ふたりでいるときに、いつも彼女の友だちを呼ばれるのはちょっと……)、(電話の途中で寝ちゃったって言われたら、ええーってなる)と思うことでしょう。
そして、何より大事なのは、わからないことは相手の女の子に聞いてみる。自分の率直な気持ちは相手にちゃんと伝えるということ。 相手の気持ちがわからないときは、本人に聞いてみるのが、気持ちのすれ違いを防ぐいちばんの近道だと思います。スナオな心が恋愛を進展させる……ということで、ぜひ試してみてほしいところです。
酒井冬雪です。わからないことは、相手の女の子に聞いてしまう……それが意外とむずかしいですけど、そのむずかしさを楽しんでほしい気持ちでいっぱいです。では、またね。