恋愛体質とか恋愛脳って言うけれど、何をもって恋愛体質と判断すればいいのか? 恋愛脳ってどういうこと? よくわからない……と思う男性は多いと思います。そして、恋愛体質で恋愛脳の持ち主とそうでないタイプとでは、いったい何が、どこが違っているのか? そのあたりもよくわからないという男子も多いことでしょう。

今日は、恋愛体質・恋愛脳とはどういったものなのか? ということについて考えてみることにします。

まずは、恋愛体質の人、恋愛脳を持っている人の特徴をピックアップしてみます。

◯友だちや家族、親しい人と話をするとき、自分が話題にするのは男友だちのことではなく、ほとんど女子の話である。

◯仕事より、家族より、男友だちよりも好きな女の子が大事。彼女がいるときは、何よりも誰よりも彼女が最優先事項になっている。

◯人前や公共の場なのに、いちゃいちゃしようとして、彼女に「ちょっと……」「恥ずかしいでしょ」とたしなめられたことがある。

◯彼女ができると、彼女としか付き合わない。男友だちから「彼女ができると付き合いが悪い」とか「彼女がいるときは、男友だち放置だよね」とか言われたことがある。

◯どんなイケメンやかっこいい上に性格もいい男子とも緊張せずに付き合えるが、かわいい女の子やきれいな女の子、性格のいい女子を目の前にすると緊張してドキドキしてしまうし、赤面してしまうし、いつも通りに話せなくなってしまう。

◯好きな女の子がいるときは、浮気できないし、しようとも思わないし、彼女しか見えなくなってしまう。また、恋人がいるときに合コンにいったり、他の女の子とふたりで出かけたりしないし、浮気をしたこともない。

◯小さい子でもおばあちゃんでも、太っていてもやせていても、面倒くさくても手がかかっても、女の子という生き物自体がとにかくかわいくて、好きだなぁと思える。

◯中学生の時などに、どうすれば女の子から格好よくみられるか、鏡の前で髪をかきあげる練習や笑顔の練習などをしたことがある。

◯休日や、学校終わり、仕事終わりの空いている時間はすべて、彼女と一緒に過ごしたい。彼女のために使いたいと思うし、相手も同じように思ってほしい。

◯彼女が自分の前で他の男と親しくしていたり、愛想をふりまいたりすると、シットしてしまう。また、そのせいで精神的に不安定になったことがある。

◯「大好き」「かわいい」「ちゅっちゅ」というようなことを好きな女子や恋人にはいつも言っている。

上記の項目に半分以上あてはまっている人は、恋愛体質・恋愛脳といってもいいかもしれません。また、ほとんどあてはまっているという人は間違いなく恋愛体質恋愛脳といってもいいと思います。

なんだか、先ほどの項目にあまりあてはまらなくて……恋愛体質・恋愛脳ではないと言われるのもなんだかショックという男子のみなさん……恋愛体質・恋愛脳でないのは悪いことではありません。

ちょっと振り返って考えてみてください。そういえば、オレって……中高生のときは部活か勉強にうちこんでいて、男友だちとわいわいして楽しかったなぁとか、近所にあこがれのお兄さんがいて、あんな大人になりたいと思っていた。

部活の同性の友人たちや先輩に認められたくて、練習を一生懸命がんばっていた。尊敬する上司のようになりたいと今は仕事に打ち込んでいて、恋愛どころではない。毎年夏は、親しい男友だちと旅行に出かけるのが学生時代からのならわしである。

そんな思い出がたくさんあったり、現在進行形で楽しく付き合える男友だちがいたりするというのは、とっても幸せなことです。ただ、そんな男同士の友情も、メンバーの半数に彼女ができたり、結婚ラッシュがやってきたりすると関係性に変化がおとずれてしまうものです。

男同士、楽しくひゃっほいしてきたつもりが、気づけば自分だけ彼女がいない状態。結婚していないのは数人になってしまった。そういう状況になってはじめて「彼女ほしい」「結婚も視野にいれておきたい」と考えはじめるのが、恋愛体質・恋愛脳をもちあわせていない男子の特長といえましょう。

しかし、そこで問題となるのが、彼女がほしい、結婚してもいいかも……と思ったからといって、すぐに恋人ができるわけではないという点です。しかもひとつだけたしかに言えるのは、恋愛体質で恋愛脳を持っている男性が、生まれた時からずっと女の子をみつめて観察してきたのと比べると、恋愛体質でない男子は女の子という生き物を研究してきた時間が圧倒的に少ないということ。

そのため、恋愛体質・恋愛脳の男子に比べると、女心への理解や女の子の気持ちをくみとる力、女の子的にNGなことがらは何か? というような情報が圧倒的に少ない……といっても過言ではないような気がします。

それは、恋愛体質の男子とそうでない男子がこれから恋愛しよう、彼女をつくろうというとき、スタートラインがちょっと違っているということを意味します。恋愛体質の男子は、女の子がどうすればよろこぶか、どんなことをすると女の子にいやがられてしまうかをよく知っているのに対して、そうでない男子はどうアプローチすればいいかよくわからない……というところからはじめなくてはならないケースがほとんどだからです。

だからといって、悲観することはありません。どういうわけか、恋愛体質の男性というものはたいてい、自分と同じ恋愛体質の女子をあまり好きにならないものですし、恋愛体質ではない男子は恋愛体質の女の子を好きになることが多いからです。

というわけなので、恋愛体質でない男子のみなさんは、恋愛体質で男の子はどうしたらよろこぶのかをちゃんと知ってくれている女の子に身を任せてしまうといいと思います。

いや、オレは恋愛体質ではないけれども男としてやっぱり恋愛でも多少はイニシアティブを取りたいというのでしたら、自分から積極的に好きな女の子をデートに誘ってみればいいだけのことです。

あとは、たぶんきっと……賢い女の子がいろいろ手助けをしてくれるはずです。恋愛体質でないとしても、好きな女の子ができたら、彼女のことだけはわかってあげよう。彼女のよろこぶ顔を見たいから、よろこばせてあげようと思っていれば、それでいいのです。ぜひ、幸せな女の子をふやしてあげてほしいものです。

酒井冬雪です。恋愛体質の人男子も女子もフットワークが軽いというか、マメなものです。電話もメールもマメ。会いたいと思ったら、さっと会いに行くのもマメでないとできないことのような気がします。出無精は私には、マネできません……。では、またね。