これから、イベント目白押しのシーズンに突入します。
「イベント……。普段からそんなことは意識していないんだけど」という男子は多いと思いますが、女の子はそうではありません。大抵の女子が「イベント」を大切に、もしくは絶好のチャンスと思っており、この機会に彼との関係を深めよう、ここで好きな男子や気になる男子との距離を縮めようと、あれこれ考えるものなのです。
にも関わらず、男性側のテンションが予想以上に低かったり、イベントや記念日を忘れらていたりすると、女の子は非常に寂しく虚しい気持ちにさせられます。近頃は、女の子もハデハデやゴージャスさを求める人が減ってきているのですから、男性ももうちょっと頑張ってあげてほしいものです。
ということで、今日は、イベントや記念日の楽しい(正しい)過ごし方について考えてみることにします。
まずは、自分の彼女や気になる女子が、イベントや記念日にこだわるタイプなのかそうでもないタイプなのかを見極めることが大切です。
こだわるタイプにも、2人が付き合いはじめた日、初めてキスした日、初めてケンカしちゃった日……といった驚くべきことまで記念日にしてしまう女子も時々います。分厚いスケジュール帳(電子手帳やPC、スマートフォンの予定表ではなく、紙のスケジュール帳)を本当に器用に使いこなしている。
付き合う前、2人で会っているときに、誕生日や血液型など、プロフィール情報を聞かれていた記憶がある。女友だちの誕生日などにもこまめにプレゼントをあげたり、律儀な性格である。上記のようなことに思い当たったら、彼女は記念日を大切にしているタイプかもしれません。
初めてケンカした日や、初めてデートした日、初キッスの日はともかくとして、お互いの誕生日と付き合い始めた記念日はしっかり覚えておいて(記念日の2週間前くらいなら、彼女にその日で合っているか確認してもOK)ほしいものです。また、クリスマス、夏休みとお正月、GW、連休なども、彼女のために予定を空けておきたいところです。
イベントや記念日が大好きな女の子は、彼氏や好きな男子のために時間をかけてプレゼントを選んだり準備をしていたりします。男性も全く同じことを、とは言いませんが、彼女と同じような気持ちになってあげるといいと思います。彼女がほしがっているものを事前にリサーチして準備しておく、少しいつもよりおしゃれをしてデートに出向く。この日を忘れるわけないよ、と一言伝えてあげる。こういった心遣いが、イベントを大事にしている女の子の心をときめかせるものです。
冬場は、鍋など簡単にできる料理がおいしく食べられる季節ですから、ひとり暮らしの男子は、自分で鍋パーティーを準備して彼女を招待してあげるのもいいかもしれません。鍋でなくても、全然凝らなくてもいいので、自分の手料理を彼女に食べさせてあげるというのは、女の子に非常に喜ばれるプレゼントだと思います。普段、あまり料理をしないという男性も、今のうちから料理の本を買って家で練習しておくといいかもしれません。
何より注意するべきは、大切な記念日を「忘れている」ことです。とりあえず、彼女の誕生日とクリスマス、ホワイトデー、2人が付き合いだした日は、忘れないように頑張ってほしいところです。
次に、記念日やイベントにそんなにこだわっていない女の子の場合。こだわっていないとはいえ、やっぱり女の子ですから彼の誕生日も自分の誕生日も、クリスマスもお正月も、家でゴロゴロ、ゲームをするかマンガや本を読んで過ごす……というのはいかがなものかと思います。そりゃあ、彼女だっておうちが一番大好きで、出不精な性格なのかもしれませんが、それでも時には外食したい。たまには、ちょっとおしゃれして外でデートしたいと思うのが女心というものです。
とはいえ、急に慣れないことをするのもお互いに辛いでしょうから、いつも行くファミレスではなく、家の近くのこぢんまりとしたビストロやトラットリアなど、前を通るたびに気にはなっていたお店を予約してみるといいかもしれません。そういったところで、ひと手間かけるだけでも、十分に「特別」な感じを味わうことができるはずです。
イベントや記念日にこだわらない彼女だから、「いいかな~」とスルーしたりせず、小さいものやちょっとしたものでもいいので、忘れずにプレゼントを贈る。彼女が前からほしがっていたお鍋や目覚まし時計、ピアスやブレスレットなどのチープでもかわいいアクセサリーなどでいいと思います。
彼女のために、頭を使って時間を割いていたということをキチンと伝える。そうすることで、付き合いが長くなって2人の時間が積み重なってきたときに、「所詮、誕生日を忘れているような人よね」などと思われずにすんで、「大事なときは、ちゃんと忘れずに気を遣ってきてくれたし」と女の子が思ってくれるものなのです。「記念日なんて、別にいいよ」と言いながらも、あまりにも何もないと、「私のこと、そんなに大事じゃないんだ」と思ってしまうのが女の子という生き物です。ぜひ、おさえるべきポイントだけはおさえておく、賢い男性になってほしいなと思います。
賢い頭脳で記憶力を生かし、ひと手間かけてイベントや記念日を楽しく、いい思い出になる日にしてあげてみてください。
酒井冬雪です。ほしいといえばほしいのだけど、何となく自分で買うのは後回しになってしまうもの。そういうものを彼女にプレゼントできると一番だと思います。私がいつも「買おうかな」と思って悩みながらも、買わずにいるものは……重箱。裁縫箱も新しくしたい。なかなか男性には気づかない代物ですね。やっぱり、日ごろの会話が大切だと思います。では、またね。