人類が相手とコミュニケーションをとるのに重要なのが「言葉」。男女間に限定すれば、その重要度は飛躍的に高くなります。男女間で交わされる言葉は、意思を相手に伝える手段であるだけでなく、愛情の度合いを測る尺度でもあるからです。今回は、「カノジョのこんな言葉にダマされてはいけない」と題して、その言葉が示唆するカノジョの真意を分析してみましょう。カノジョの言葉に、うそ、虚飾、遠回しの表現が含まれているのだとしたら……?
カノジョのこんな言葉にダマされてはいけない
・「任せる」――欲しい物や食べたい物を聞かれた時に「任せる」と言われたら、「私の好きな物(食べたい物)くらいは分かっているよね)「分かっていて当然よね」という前提で発せられていると思いましょう。時には、あなたの愛情の深さやセンスが試されている場合もあります。しかし、一番怖いのは、「任せる」の前に「面倒くさいから」という言葉が隠れている時です。
・「こんなの初めて」――エッチの時だけでなく、食事の場はもちろん、さまざまなシチュエーションで使われます。はい、まず初めてであるはずがありません。本当の「初めて」の時には使わないと肝に銘じましょう。
・「平気だよ」「大丈夫」――この言葉の前や後には「一人でも」や「次回でも」という言葉が付く可能性が大。これを真に受けて放っておくと、手遅れになり、恋愛が破綻することもあります。カノジョの言葉の裏に潜む真意をくみ取ってあげることが必要なこともあります。
・「あなただけ」――本当に「あなただけ」なのなら、あえて言わないものです。
・「大好き」――「カワイイ」と同義語のごとく、誰にでも平気で普通に使う女子が意外に多いのです。
・「ごめん、ここ電波悪いみたい」――都合が悪い時に使います。時には「○○ちゃんとご飯してるから後で」などと、断るシチュエーションが変化することもアリ。その後、一晩中連絡が付かないことも?
・「寂しかった」――女子会に参加していたり、男友達と遊んでいたり……と、カノジョは十分に楽しんでいるので心配無用です。本当に寂しかったとしたら、何らかの連絡を取って来るはずですから。どうしても心配だったら、カノジョのツイッターやブログをチェックしてみてください。ほら、しっかりと楽しんでいたでしょう?
・「メールとか苦手なの」――「あまりメールして来ないで」=「迷惑なの」という遠回しの表現が含まれているかも知れません。こんな女子だったら、深追いするのは禁物です。
・「浮気したら泣くよ」――実際に浮気が発覚したら、「泣く」だけでは絶対に済まないと覚悟しておいてください。
・「理想のタイプはない」――こういう女子の方が、実は理想を追い求めがち。「ルックス重視」だとか「やさしい人が好き」などと、はっきりと好みのタイプを言う女子の方がよっぽど素直で扱いやすいものです。
坂田陽子
1977年、福岡県生まれ。20代の半ばから恋愛に関するカウンセリングを開始する。数多くの相談案件を解決した経験から、独自の恋愛論を展開し、各メディアで人気に。現在では、日本国内のみならず海外からも恋愛相談を受け、その相談件数は年間1万件以上にも上る。2010年にNPO法人・日本結婚紹介業協会との連携で認定資格「恋愛アナリスト」を制定し、恋愛に起因する悩みを持つ人を救済するための後進の育成も手掛ける。
坂田陽子の恋愛力アップ相談教室
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