平日の夜、会社帰り。以前から気になっていたお店に、どうしても行きたくなり……ついに行ってきました!平日の夜でも、そこそこ並びます。

このラーメン屋さんのイメージは、「食べログTOP5000」、「黄色い暖簾」、「手打ち麺」、「オープン当初から行列が絶えない」。そう、恵比寿にある「手打ち 親鶏中華そば 綾川」です。どうやら香川県の綾川に関係しているお店らしいですよ。

「親鶏中華そば 綾川」入り口の黄色の暖簾

恵比寿駅東口から徒歩3分ほど。会社帰りで疲れていても、食べたいラーメンのためには歩くのは苦じゃない。そもそも3分ほどなので、そこまで駅から歩かずにお店に到着できますね!

  • 「手打ち 親鶏中華そば 綾川」入り口

歩いていると、黄色の暖簾に書かれた「親鶏中華そば 綾川」の文字が見えるはず。そこそこ目立ちます。その日もやはり並んでいましたが、数名は椅子に座れるのでありがたい。そして、平日ということもあり、わりと回転率良かったです。

「親鶏中華そば」は、“親鶏”の使い方が上手すぎる!

  • 親鶏中華そば(860円)

鶏油がしっかり入ってますね!澄んだスープ……美味しそうですね!ずっと食べたかった「親鶏中華そば」をついに啜れます。

セットも人気のようで、「かき揚げ小丼」、「本わさび小丼」、「親鶏飯」から選べます。ちなみに「親鶏中華そば」は卵は入っていないのでご注意ください。

見た瞬間にデフォルトのトッピングで珍しいものが入っていると目を疑ったのが、「親ももの皮」です。鶏皮が入ったラーメンは見かけないので、珍しいですよね。

ちなみに、なぜか目を疑ったかというと、珍しいという理由だけではなく、実は筆者は、唯一鶏皮が苦手。なんというか鶏皮のブヨブヨしている感じが苦手で……ちょっとテンション下がったのですが、まぁ食べてみようと思い食べてみると……なんと、知っている鶏皮ではない!!

歯ごたえがあって、噛めば噛むほど旨味がしみだしてくるんです、この鶏皮。美味しい~!!

どうやら、一般的に食されている鶏のほとんどが生後1~2カ月のひな鶏だそうで、約2年育てられたのが親鶏。だからこそ親鶏は、奥行きのある味わい深さを感じるのです。旨味だけではなく、鶏の風味も楽しめます。

皮だけでなく、親鶏のチャーシューも同じく、噛めば噛むほど旨味と風味が増します。食感がコリコリしており、慣れ親しんだ柔らかい鶏チャーシューとは違うものの、この親鶏チャーシュー、とてつもなく美味しいです。

「親鶏中華そば」は、“麺”に魂を注いでいる

そして、間違いなく「手打 親鶏中華そば 綾川」の売りの1つの「手打ち麺」。店名にも入っていますからね。麺は「極太麺」、「中太麺」の2種類から選べます。今回は「中太麺」を注文しました。

この手打ち麺、早朝から青竹で手打ちをし、一昼夜熟成させた後、手切りをしているのです。製麺機では出せない、のど越し食感を生み出すために、切たてを提供するように心がけているとのこと。意識が高すぎる!わりともちもちしている麺で、若干うどんに似ている気もしました。「親鶏中華そば」の親鶏の旨味が溢れているスープにしっかりと麺が絡みます。

それと、店内に麺の打場があったので、しっかり激写しました。

今は、食べログTOP5000に君臨していますが、近い将来食べログ百名店にランクインするのではないかと、勝手に予想しています。“鶏皮が嫌いな人”、“手打ち麺を啜りたい人”、“縮れ麺が好きな人”、“ひな鶏と親鶏の違いを実感したい人”、“黄色の暖簾を見かけた人”、“会社帰りに美味しいものを食べてストレスを発散したい人”にぜひ、「手打 親鶏中華そば 綾川」のラーメンを食べてほしいです。その時は、くれぐれも卵のトッピングを忘れないようにしてくださいね!