新宿御苑周辺に何やら人気のラーメン店がオープンしたらしい。その噂を聞きつけ、早速行ってまいりました。その名も「Rahmen eddie」。人気のレストラン「UMIバル」や「Attachment」などのイタリアンバルを展開するココロオドルグループが、ラーメン業界に乗り出したんだとか。オープン早々、ラーメン好きが店に駆けつけている模様。これは筆者も行かなくては! ラーメンは塩ラーメンが中心ですが、単なる塩ラーメンではいらしい。期待値が、どんどん高まりますね。
■店内のつくりにはインスタグラマーが喜ぶ工夫が
新宿御苑駅大木戸門口から徒歩2分、新宿駅東南口から徒歩15分のところに位置する「Rahmen Eddie」。時間があったので、新宿駅から歩いてみることに。新宿駅新南口から新宿御苑方面に向かいます。
新宿ラーメンで人気の「金色不如帰」や居酒屋を通り過ぎ、ようやく「Rahmen Eddie」に到着。
平日でしたが、意外だったのはスーツ姿のサラリーマンがおらず、筆者のように一人できている女性、私服のカップルや男性が多かったこと。これは意外すぎる! リモートワーク終わりにラーメンを求めて来ている人も多そうですね。
そんな「Rahmen Eddie」で何を食べようかな。いつも通り、とても悩みますね。
ラーメンメニューは4種類、サイドメニューのおにぎりは2種類。
・塩ラーメン
・ゆず塩ラーメン
・特製塩ラーメン
・チーズそぼろまぜそば
・たまご(おにぎり)
・ネギチャーシュー(おにぎり)
“特製塩ラーメン”にするか“チーズそぼろまぜそば”にするか悩みました。が、今回は王道の塩ラーメンを食よう。それと、なんだか気になった“たまごのおにぎり”も注文。 ラッキーなことに待たずに席につくことができました。店内をキョロキョロ。
壁に絵が描いてあったり、結構好みの雰囲気。
店内のつくりで何よりも特徴的なのは、テーブルの上にダウンライトがあること。ダウンライトがあるおかげで、どんな写真でもうまく撮れるのです。これは、インスタグラマーにとって、とてつもなくありがたい。かなりの高確率で、自分の影が写真に映ってしまうことって時々あるんですよね。なので、「Rahmen Eddie」では、どんな人でも手振れをしない限り、うまくラーメン写真が撮れますよ!
■これぞGENIC FOOD! 素材の旨さが引き立つ女子ウケ抜群ラーメン
店内の造りにもこだわりを感じますが、ラーメンにもものすごくこだわりを感じます。5分足らずで、着丼。おにぎりは後から来る模様。
丼ぶりにはしっかり「Rahmen Eddie」の文字が刻まれています。見た目からあっさり淡麗系ラーメンを想像します。
スープをひと口。上品な塩と鶏の旨味が口の中に広がります。味が薄いとか濃いとかいうわけではなく、昆布が効いているので上品ぽさを感じます。昆布と鶏の清湯スープ、かえしは昆布をベースにフランス岩塩を使用しているそう。ラーメンをあまり食べたことがない人も馴染みやすい味ですね。
書き忘れていましたが、麺は太さを“太麺”、“中麺”、“細麺”から選べます。なんとなく、真ん中の“中麺”をチョイス。埼玉県に本社がある菅野製麺所の麺です。麺リフトしてみると、“中麺”でもわりと細めのストレート! 麺とスープの相性が良い感じです、そして割と麺の量があるのも嬉しいポイント。
ここらへんで卵を割ってみましょうか。箸を入れてみると、パカーンとキレイに割れました。かなり鮮やかな黄色。
食べてみると、卵自体にも塩味が浸み込んでいました。まさに“塩煮卵”。しっかり味がついているので卵単体でも美味しい。アマダ東京のブランド卵を使用しているそう。
チャーシューはなんと三種類! 贅沢すぎますね! 個人的に意外だったのが、“親鶏”のチャーシューが入っていたこと。親鶏のチャーシューといえば、恵比寿の「手打ち親鶏中華そば綾川」を連想しますね。そう、“親鶏”を前面に押し出したラーメン店があるほど、“親鶏”は魅力的なんです。
「Rahmen Eddie」の“親鶏チャーシュー”は甘タレで煮込まれているので、噛めば噛むほど、親鶏の旨味と甘さが口いっぱいに。ラーメンのスープが塩なので、箸休み的なイメージなのかな。
こちらのチャーシューは肩ロース。薄目にスライスされているので、ラーメンスープに浸すとみるみる色が変わっていきます。低温調理されているので、とてもしっとり。そして、スープとの相性抜群。大ぶりのチャーシューが2枚も入っているなんて、最高すぎます。
最後は特選ラーメン限定の鶏むねのチャーシュー。こちらも肩ロースのチャーシューと同様に低温調理で、とてつもなくしっとりしています。敢えて言う必要もないですが、スープと一緒に食べることで、鶏むねチャーシューにさらに味が浸み込みます。
■想像以上においしかった“卵黄がオンされたおにぎり”
ラーメンを食べている途中で、卵がのったおにぎりが目の前に出現。意外と大きかったのと、卵黄のインパクトが凄い! 食べてみると……うまっ! 何が美味しいって、醤油漬けされた卵黄が米を覆っていく感じがたまらない。美味しすぎて、一粒一粒噛みしめながら食べました。
どうやら米もかなりこだわっているようで、2mm以上の大粒コシヒカリの基準を満たした“超宝玉”という米を使用しているそう。米に弾力感があって、おにぎりをじっくり味わえました。
かなり頼みすぎた感は否めませんが、ラーメンもサイドメニューも好みすぎて完食しました。オープンしたばかりですが、今後もっと流行るだろうな。混みすぎる前に、取り急ぎもう一回は行きたいところ。女子ウケも間違いなく良いはずなので、次回は女友達を誘っていこうかな。