ずっと気になっていたお店、京急蒲田にある「メイドインヘブン」。こちらのお店は、今勢いのある北品川の「和渦」の3号店です。1号店が「和渦」、2号店が「Menクライ」、そして3号店が今回訪問した「メイドインヘブン」。どうやら関西にも4号店を進出したとか。何がすごいかというと、店名も違えば、麺の世界観がお店ごとに大きく異なります。「メイドインヘブン」は他店に比べると、かなりジャンキーなイメージ。美味しい麺が好きな人、油そばが好きな人、話題の店に行きたい人、必食です。
京急蒲田から徒歩5分、手打式自家製麺の看板が目印
京急蒲田駅が最寄りなのは知っていたのですが、蒲田駅から歩いていきました。蒲田駅からだと、徒歩14分ほど。お腹が空いていたということもあり、なかなか遠く感じました。そして、ようやく静かな住宅街の中で「手打式自家製麺」の看板を発見。
目指していた「メイドインヘブン」に到着。何人も並んでいるかと思いきや、待ちなしで入店。急いで食券を購入。
迷わず、「ヘブン盛り油そば」を選択。そして麺量は並250g、大盛350gで同一料金とのこと。麺量は少し悩みましたが、大盛にしました。そして、にんにくを入れるかどうかも決めないと! ここは躊躇なく、にんにく入りに!
既に先客が何組かいました。店内に入ると、なんだか筆者の知っているラーメン屋の雰囲気ではない! カフェとか、イタリアンとか、ちょっとおしゃれな中華料理屋さんのような感じにも見えます。壁には油絵、机も黄色のテーブルクロス、背もたれの高い椅子。何より厨房が見えないのが意外。きっと、一軒家の一階部分をお店にしたのかな?
メイドインヘブンの世界を思う存分楽しむために、予習の紙を熟読。トッピングについても色々書いてあります。とにかくメイドインヘブンの世界観が個人的にはユーモアがあって好き。
どんぶりの中の楽園が素敵すぎる! メイドインヘブンの世界観を楽しもう
「ヘブン盛り油そば」の登場です。いやいや、これはすごい! 華やかな油そばの登場。一人でテンション上がって、写真撮りまくってました。トッピングは、肉(チャーシュー2枚、たっぷりの煮込み肉)、ローストにんにく、うずらにんにく、青唐うずら、黒光りしている味玉、卵黄、玉ねぎ、ネギ、味付け背脂、めんま。豪華絢爛な油そばですね。
まずは、麺から味わいます。「メイドインヘブン」の一押しはおそらく麺。麺リフトするだけでも、麺の太さと力強さが分かりますね! 筆者の座った席から少しだけ厨房が覗けたのですが、浅草開化楼の麺のようでした。まぜまぜする前に、とりあえず麺だけ食べてみます。んんん、んま! 本当に秀逸な麺。平打ちでモチモチ、なのに啜り具合は最高。まずは、麺だけで食べてみることをおすすめします。
混ぜる前に、煮込んである豚角煮を食べてみました。めちゃとろとろで美味しい。ご飯にかけてもおいしいことでしょう、間違いなく。
どのタイミングで混ぜるのか……それがトッピングが多い時の油そばの悩みどころ……。とりあえず味付け背脂をひと口食べてからにしよう。背脂はひと口でも甘い! これは麺に絡ませたら間違いなく最強です。
勢いよく、まぜまぜ。卵黄が麺に絡んで、麺がつやつやしていきます。そして、丼の底には、タレがたまっているので、よく混ぜましょう。と、混ぜていると……ハプニング発生! なんと、箸が折れました。あまりにも極太麺で、箸がついていけなかったようです。
気を取り直して、よく混ぜた麺は、タレと卵黄と背脂が調和して最強。タレは甘めの部類ですかね。大盛を頼みましたが、びっくりするほど麺が進みます。
卵4種類もヘブン流! それぞれの卵に、それぞれの個性。
混ぜる前の写真のため、写真が前後してしまいますが、卵が4種類あるのも「メイドインヘブン」の「ヘブン盛り油そば」の魅力かと。
卵黄については、先ほど登場したので割愛。黒光りしている味玉は、パカーンと割ってみると、中はトロトロ。味付け具合も文句なしで最強。そして、うずら2種! これは食べてみてびっくり。うずらには、しっかりと味が染みています。ほんのりとかではなく。「うずらにんにく」はにんにくのガツンとする感じと黄身がマッチ。「青唐うずら」は思ったより辛い。けどこれも癖になる。個人的に、この2種のうずらがツボで、お土産で販売してほしい思うほどでした。
「メイドインヘブン」が創る、丼ぶりの中の楽園。思う存分楽しめました。食べ終わった後は、なかなかに満腹。帰りも京急蒲田駅は使わず、蒲田駅まで歩きました。少し食べ過ぎてしまったので、帰りは蒲田駅まで歩くのは正解かな。
つけ麺を食べている人もいて、とても美味しそうだったので、次回はつけ麺を食べに行きます!