サバのラーメンって食べたことありますか? サバと言えば、サバ定食を想像した方! そんな方にぜひ訪れてほしいラーメン。それは中目黒にある「サバ6製麺所」です。サバを使ったラーメンが食べられるのです。
中目黒駅から歩いて徒歩7分の「サバ6製麺所」、関西からの進出
オシャレな店や流行っている店も多い中目黒。駅近くに美味しそうな店は色々あるのですが、誘惑に負けず、気になっていた「サバ6製麺所」に向かいます。
サバのラーメンといえば、個人的には神田の「海富道(しーふーどう)」を思い浮かべます。本当にサバ定食を食べているかと思うくらいスープがサバなんです。
さて、山手通りをまっすぐ歩き、「サバ6製麺所」に到着。一切曲がらず、山手通り沿いにあるので、迷いませんでした! 「サバ6製麺所」の事前情報としては、関西発祥のお店ということ。大阪の福島が本店だそうです。関西のラーメンは、関東に比べて出汁の味が強い気がするのですが、「サバ6製麺所」はどうなんでしょう?
店内はほぼ満席。11:30に訪れて、ギリギリ並ばず済みました。回転率はとてもはやい! 食べログにはオープン時間書いていないのですが、11時オープンです。
何にするか悩みましたが、おそらくお店の一押しのメニューをチョイス。「サバ醤油ラーメン+サバ飯」。「サバ醤油ラーメン」以外には、「サバ塩ラーメン」、「サバ豚骨ラーメン」、「サバ味噌ラーメン」、「濃厚サバつけ麺」。サイドメニューのごはんは、「サバ飯」、「焼きめし」。サバを主軸にラーメンの種類が豊富なことが印象的。そして、価格がお手頃。このご時世に、「サバ醤油ラーメン」790円はありがたい。
卓上には、「胡椒」、「一味」、「柚子胡椒」、「サバ粉」、「フライドオニオン」。珍しさでいえば、「柚子胡椒」ですかね。どうやら、サバ飯に「柚子胡椒」をのせ、スープを入れて、おじや風にするのもおすすめなんだとか。
サバ節の「旨味」と甘みのある醤油ベースの「サバ醤油ラーメン」
席について、すぐに「サバ醤油ラーメン」着丼。周りの人もほとんど「サバ醤油ラーメン」を頼んでいたかな。あと「サバ飯」も。
スープにはサバ節がまぶされていて、アツアツで美味しそう! 全体写真を撮り終え、まずはスープをひと口。
出汁が効いてる! そして、醤油のキレ感、というよりも甘みを感じるスープ。甘みの中にもサバ節がもたらす魚介の風味漂う味わい。まさに、関西発祥と聞いて、納得のスープだなと思います。なんでも醤油に関しては、「甘露醤油」と「高級底引きたまり醤油」を独自配合したスープなんだとか。ダシは、2種類のサバ節と昆布からとったダシを使用しているそう。なるほど、だから「サバ6製麺所」のスープは出汁と醤油のバランスが絶妙なんですね。
続いて、麺。麺は中太ストレート麺。コシがあり、もちっとしています。量は意外と軽めかもしれません。「サバ飯」頼んでおいて正解!
サバではなく、豚ロースのチャーシュー。噛めばジューシーな味わい。レアチャーシューをスープにたっぷりつけて食べるのも、これまた美味しい。
アレンジも楽しめる “サバ・オン・ザ・ライス”の「サバ飯」
ほとんどの人が頼んでいた「サバ飯」。簡単に言えば、“サバ・オン・ザ・ライス”。ごはんの上に、サバフレークと海苔がのっかっています。
このサバフレークがとても美味しかった。パサパサしているフレークではなく、しっとりしているんです。ご飯がとても進む!
お店のおすすめ! サバ飯に柚子胡椒を加え、スープを加えます。スープを入れない状態がとても好みだったので、レンゲの上でミニおじやにしたのは、ここだけの話。
柚子胡椒の味が案外強めでアクセントになり、これもこれで美味しいですね。ラーメンとご飯を楽しめて大満足。
余談ですが、「サバ6製麺所」に行く日は、“6”のつく日がおすすめ。なんといっても、驚異的にラーメンが安くなるから。筆者もサバ6の日を狙います。