蒲田って、とにかく美味しい食べ物が多い気がします。とんかつ、餃子、ラーメンなどなど。ラーメンだと、家系もあれば煮干し系もあれば二郎系もあれば……2軒のラーメン屋をはしごしたいレベルです。さて、そんな蒲田で「新宿はやし田」監修のラーメン屋、「麺屋なおと」があると聞きつけ、行ってきました。
JR蒲田駅西口を出てすぐの「麺屋なおと」へ
「麺屋なおと」はJR蒲田駅の目の前。西口を出て、徒歩2分ほど。お店の名前が大きく書いてあるので、とても分かりやすい。なんというか寿司屋のような店構えです。
最近、この店構えよく見ませんか? そう、あの「らぁ麺はやし田」と似たような店の外観です。「らぁ麺はやし田」系列以外だと、淡麗系のラーメン屋に多い気がします。
「麺屋なおと」は「新宿はやし田」監修のお店だから、「新宿はやし田」のような店外観なのでしょう。きっと。
ところで、先ほどから「らぁ麺はやし田」を連呼しすぎている気がするので、少し説明しておきます。INGSという会社が運営していて、INGSはラーメン以外だとピザの「CONA」、「焼売のジョー」などを展開しています。
ちなみに、「らぁ麺はやし田」は新宿からはじまり、いまや15店舗。個人的には、気づけばいたるところに、オープンしていたイメージがあります。その他、名前は違いますが「麺や麦ゑ紋」、「らぁ麺黒渦」、「らぁ麺鳳仙花」、「煮干中華そば 鈴蘭」などもINGSが運営。人気店ばかりで、絶好調ですね。筆者は特に「らぁ麺鳳仙花」が好みです。
そんなINGSは、ラーメンのプロデュースも行っているとのこと。個店の強み・美味しさを大切にしているようです。
つまり、「らぁ麺はやし田」を手掛けるINGSがプロデュースしているラーメン屋。それが「麺屋なおと」というわけです。
こだわりの詰まった「麺屋なおと」の「特製醤油らぁ麺」
店内は、は明るく、清潔感があるので、女性一人でも入りやすいです。メニューは、「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」、「つけ麺」、「まぜそば」と豊富なラインナップ。
どれもこれも美味しそうなのですが、メニューの位置からして一番人気であろう「特製醤油らぁ麺」をオーダー。そして、券売機にあった写真がとても美味しそうだったのでミニ丼の「吊るし焼き豚丼」もオーダー。「温玉まぶし丼」もとっても美味しそうでした。ミニ丼を注文するのは、だいぶ久しぶりな気がする!
「らぁ麺はやし田」の店内のように、素材のこだわりがたくさん書いてあります。なのでラーメンを待っている間は、隅から隅まで説明を熟読。むむ、「らぁ麺はやし田」同様、「麺屋なおと」でもマキシマム濃い卵を使っているぞ! これは嬉しい!
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特製醤油らぁ麺(1,050円)
さて、待ってました、「特製醤油らぁ麺」の着丼です。チャーシューが贅沢に4枚のっています。贅沢にチャーシューを食べられるって最高ですね。「特製醤油らぁ麺」にはレアチャーシューものっているので、ささっと写真を撮って、食べ始めたいところ(笑)
とはいえ、まずはスープから飲みましょう。レンゲでスープを掬い、ひと口。旨味がたっぷり、でも程よくあっさりしている。鴨と大山鶏をふんだんに使用した鶏清湯スープで、丁寧に炊き上げているんだろうなという感じがします。とってもバランスの良いスープです。
続いて、麺を啜ります。細麺で歯切れの良い麺。菅野製麺特注の麺で、全粒粉が入っています。そして、パツパツと切れるような食感が印象的。ちなみに「麺屋なおと」の入口には、菅野製麺使用ということがすぐ分かるようになっています。菅野製麺もブランド力が強い製麺所の1つです。
お待たせしました、続いてチャーシューを。見れば分かる通り、チャーシューは2種類あるんです。まずは、レアチャーシューから食べましょう。
とってもしっとり。そして、レアな感じとスープが染みた部分と相まってとても美味しい。こういうレアチャーシューを食べると、低温調理って偉大だなと心から思います。
豚バラチャーシューは、とても香りが良く、意外と脂身が少ない。この豚バラチャーシューは、ミニ丼の「吊るし焼き豚丼」でもお世話になります(笑)
そして密かに楽しみにしていたマキシマム濃い卵! この卵すごいんです。なにが凄いかというと、何はともあれ写真を見てください。
黄身の色がとても濃くないですか? そして、抜群のゆで加減。半熟加減が絶妙すぎて、最高です。食べてみると、黄身が本当に濃厚。「らぁ麺はやし田」系列だと、マキシマム濃い卵が食べられるはず。「マキシマム濃い卵」は、パプリカを飼料に加えているから、こんなに黄身が濃いそうです。
存在感抜群の「吊るし焼き豚丼」
ご飯の上には、チャーシューが2枚と角切りされたチャーシュー。
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吊るし焼き豚丼(300円)
どちらかというと“とろけるチャーシュー”というより、“香ばしい香りがするチャーシュー”といったイメージ。脂身が少ない豚バラも良いですね! 醤油ダレとチャーシューとごはんの相性が最高で、箸が止まりませんでした。いつもはミニ丼食べないけれど、頼んで正解でした!
筆者は「麺屋なおと」の「特製醤油らぁ麺」と「吊るし焼き豚丼」を食べて大満足したので、蒲田の“ラーメンはしご”はしないで帰ります。ごちそうさまでした。
