今年も4月に多くの新社会人が会社デビューを無事に果たした。「平成最後の新入社員」たちは、自身の置かれた環境の変化に戸惑いながらも日々を過ごし、この大型連休でほっと一息ついているに違いない。そんな我が子に対し、一つの節目を迎えたことを祝うプレゼントをあげようと考えている親もいることだろう。

ただ、「何をあげるべきか」「いくらぐらいの予算にしたらよいか」など、プレゼント選びは考え出すと意外と大変だ。そこで今回、男性のマイナビニュース会員353名に「我が子への新社会人プレゼント」に関するアンケートを実施。予算や贈りたいプレゼント内容などを聞いてみたので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  • 社会人祝いのプレゼント、いくらぐらいの予算で何をあげる?

    社会人祝いのプレゼント、いくらぐらいの予算で何をあげる?

Q.自分の子どもに新社会人祝いのプレゼントをあげるとしたら、予算はどれぐらいにしますか

1位: 10,000円以上20,000円未満(21.1%)

2位: 30,000円以上50,000円未満(17.8%)

3位: 50,000円以上(17.6%)

4位: 5,000円以上10,000円未満(14.1%)

5位: 20,000円以上30,000円未満(13.9%)

■10,000円以上20,000円未満

・「自分はネクタイピンか、高級印鑑ケース、財布をプレゼントしたい」(37歳男性/その他メーカー/事務・企画・経営関連)
・「男の子であっても女の子であっても、スーツやビジネスシューズなど、社会人にとっての必需品を買ってあげたい」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「手帳を買ってあげたい。最近はスマホでスケジュール管理をしているが、手帳だと社会人としての実感がわくと思う」(58歳男性/医療・福祉・介護サービス/公共サービス関連)
・「贈る相手と一緒に買い物に行き、相手の意向を聞きながら、プレゼントしたいと思っています」(42歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■30,000円以上50,000円未満

・「女性なので、毎日のファッションには気を遣うと思います。自分の好きな衣装を数着選んでほしい」(46歳男性/総合商社/事務・企画・経営関連)
・「自分が欲しかった小物類(財布、名刺入れ、バッグ、靴、ネクタイ、シャツ、ボールペン)をまとめて購入したい」(56歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「男の子だったらネクタイピンを、女性だったらスキンケアセットを購入したい」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「男女ともにスーツをプレゼントしたい」(24歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)

■50,000円以上

・「社会人として人様の前で恥ずかしくないようなパソコンやスーツ、時計などを買いたい」(35歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「リクルート用ではないオーダーメイドのスーツを採寸から経験させて緊張感と自覚を持たせたい」(55歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連(医療・福祉・教師・インストラクター他) )
・「家電一式」(40歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連) )
・「2人の子どもが就職する際、祝いとしてそれぞれ10万円ずつをプレゼントし、好きな風に使ってもらった」(60歳男性/その他金融/専門職関連)

■5,000円以上10,000円未満

・「子どもの好みがよくわからないので現金や商品券などの金券を贈るようにしています。もらった本人も欲しいものが購入できてとても感謝されます。その他にはネットショッピングで使えるデジタルギフト券を贈ったこともあります。ネットの通販で購入できるので、とても喜ばれました。男の子なら電気シェーバーを送ったこともあり、これも喜ばれました」(51歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「貰って嬉しかったネクタイと、実用的な名刺入れなどを、少し値段の高い物であげたい」(39歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■20,000円以上30,000円未満

・「そのときのトレンドを重視して使ってもらえるようにしたい」(42歳男性/設計/メカトロ関連技術職)
・「男でも女でも、自分の馴染みの店に連れて行って祝杯をあげ、そこでキープできる最高のボトルをプレゼントする。『いつでも飲めよ』と」(59歳男性/放送・新聞/クリエイティブ関連)

■総評

調査の結果、「10,000円以上20,000円未満」が唯一の2割超えで1位となった。ただ、2位の「30,000円以上50,000円未満」および3位の「50,000円以上」との差はそれぞれ4ポイント以内となっており、突出してある一つの金額帯に意見が集中する形にはならなかった。

肝心のプレゼントの中身だが、全体の傾向として、10,000円未満の金額帯で考えている人はネクタイやスキンケアセットなど、具体的に購入するアイテムを決めているようだった。一方で30,000円以上の金額帯になると「好きなものを買えるよう、現金をプレゼントする」や「子どもの希望するものを贈る」といった趣旨のコメントが目立った。

※写真と本文は関係ありません

調査時期: 2019年4月10日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性353名
調査方法: インターネットログイン式アンケート