フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」は、「ビットコイン投資」に関するアンケート結果を12月17日に発表した。調査は2024年12月1日に実施、全国の20歳以上の男女500名を対象に行われた。
はじめに、ビットコインの認知度について質問。「知っている」と回答したのは、6割強(62.4%)という結果になった。
男女年代別に見ると、「ビットコイン」認知度にはジェンダー差が見られており、いずれの年代においても、男性の方が女性より上回った。中でも最も認知度が高かったのは、50代男性(80.0%)だった。
世帯年収別に見ると、「ビットコイン」認知度には、世帯年収300万円未満を除き、大きなバラつきは見られず、世帯年収300万円以上の世帯年収層においては、約7割が知っていると回答。認知度と世帯年収には相関関係があまり見いだせないことが推察される結果になった。
また、「ビットコイン」を知っていると回答した62.4%に対して、その投資有無を聞いてみると、実際に投資を行っていたのは16.0%だった。
男女別に見ると、「ビットコイン」への投資率には、ジェンダー差が見られており、男性の投資率は女性の2倍以上であり、認知度同様、「ビットコイン」への興味関心が高いことが垣間見えた。また、年代別に見ると、「ビットコイン」への投資率と年代は反比例しており、最も意欲的なのは男女ともに20代。とりわけ20代男性は、4割以上が投資していると回答した。
世帯年収別に見ると、「ビットコイン」への投資有無は、世帯年収により異なる傾向が見られた。世帯年収1,000万円以上の世帯年収層は約3割が投資しており、世帯年収300万円未満の世帯年収層と比べて、4倍以上の差異が明らかに。
その他、「ビットコイン」へ投資していると回答した16.0%に向け、その開始時期を聞いてみると、最多は「2021年~2023年」(42.0%)だった。次いで「2024年」(32.0%)が続いた。この2つを合算すると、74.0%となることから、「ビットコイン」投資実施者の7割以上がこの3年以内に投資を始めたことが分かった。
また、投資に対して積極的なのは、世帯年収1,000万円以上の世帯年収層であることも分かった。