日本酒の熟成酒ブランド「八継」は5月1日、「八継 刻17 伝承」(720ml/7万円)の販売を、八継オンラインサイト限定で開始した。

  • 「八継 刻17 伝承」(720ml/7万円)

同商品は、「八継 刻50 純米/本醸造」「八継 刻15 実楽」につづくシリーズ第三弾。熟成年数は17年、製造者は沢の鶴(兵庫)。

同商品のラベルの意匠には、世界的な野生動物画家の岡田宗徳さんによる勇壮なキジの姿が描かれている。岡田さんは、絶滅の恐れがある動物を作品に描き、国内外へ向けて発信を続けるとともに、野生動物保護・生息地自然保護活動にも力を注いできた。

同商品の販売額の一部は、絶滅危惧種のアホウドリやヤンバルクイナなど希少種の保護に役立つ研究を続け、環境省の委託による調査にも取り組む「山階(やましな)鳥類研究所」に寄付する。鳥類と地球環境の保護につながる研究活動を支援する。

「八継 刻17 伝承」のWEBサイトでは、一時は絶滅が危惧された国鳥・日本キジの生産と放鳥事業を受け継ぎ、次の世代へつなぐ担い手である日本キジ養殖センター小倉の二代目、小倉直樹さんのストーリーも紹介している。