キリンのウイスキーを製造している「キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所」が稼働を始めたのは1973年。モルトウイスキーとグレーンウイスキーの両方(原酒)を作れる世界でも珍しい蒸溜所のひとつとされている。

2023年11月に操業開始50周年を迎え、それを記念した「キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition」が発売される。

  • 「キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition」のラベルは限定版。ラベル下部に帯と金箔を配し、カスクストレングスの限定品ならではの手書きアルコール度数表記と、1本1本にボトルナンバーを記載

  • 商品名:キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition
  • 発売日:2024年6月25日
  • 発売先:富士御殿場蒸溜所売店、および抽選販売
  • (抽選販売は5月28日に案内予定。詳細はキリンオンラインショップのDRINXを参照のこと)
  • 容量/容器:700mL/びん
  • アルコール分:52%予定(カスクストレングス)
  • 製造工場:キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所
  • 価格:27,500円(富士御殿場蒸溜所売店、およびDRINXでの価格)
  • 販売予定数量:6,000本限定

2020年に発売となった「富士」ブランドのウイスキーは世界的にも高い評価を受けており、2023年からは欧州13カ国での販売がスタート。マスターブレンダーの田中城太氏は、アイコンズ・オブ・ウイスキー(IOW)2017において「マスターディスティラー/マスターブレンダ―・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

今回の「キリン シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition」は、貴重な操業当時(1970年代蒸溜)の原酒からバーボンタイプ、カナディアンタイプ、スコッチタイプという3種類のグレーン原酒をすべて使い、加えて1980代、1990代、2000年代、2010年代の原酒をブレンド。長熟の原酒に由来する甘く複雑な熟成香と、未来を見据えて改良を続けてきた原酒の華やかな香りが見事に調和する美しい味わいを楽しめ、ひとくちで蒸溜所の歴史と未来への期待を味わえる特別なシングルグレーンウイスキーだとしている。