2024年4月に発売された「タグ・ホイヤー カレラクロノグラフ」の最新作(CBS2216.BA0041)、実機の写真とともに魅力を紹介しよう。
タグ・ホイヤー不朽のレガシー「パンダ」モデル
本作「CBS2216.BA0041」は、1960年代後半のカレラ第2世代のクロノグラフ「7753SN」を着想の元としている。型番末尾の「SN」は、英語の「Silver」(シルバー)とフランス語の「Noir」(ノワール)の組み合わせ。Noirは黒を意味し、ツートンのいわゆるパンダデザインを示している。これを現代的に再解釈したモデルが「CBS2216.BA0041」だ。
7753SNを世に送り出したジャック・ホイヤーが重視した視認性への考え方をさらに進化。サンレイブラッシュ仕上げのシルバーダイヤル、フランジ付きでより立体感を増したインダイヤル、レッドのペイントが施された針に加え、6時位置にはデイト窓を追加。ブラックの外周リングでフェイスデザインを引き締めるとともにタキメーターも搭載、機能的にも拡張した。
ムーブメントは最大80時間ものパワーリザーブを持つ、自社製の「TH20-00」を採用。また、風防はボックス型サファイアガラスにより高い視認性と耐傷性、そして防水性能(100メートル防水)を誇る。
ケースとブレスレットはステンレススチール製。ケース直径は39mm。価格は83万6,000円。別記事『タグ・ホイヤーの1960年代ヘリテージ、新作「カレラ クロノグラフ」』もご参照いただきたい。
以下の写真は、同じくタグ・ホイヤーの新製品として、全身にラボグロウンダイヤモンドを散りばめたラグジュアリー・トゥールビヨン「タグ・ホイヤー カレラ プラズマ ディアマン ダヴァンギャルド」だ。