機械式パイロットウォッチ「ロンジンスピリットフライバック」に新作2モデル

スイスの時計ブランド「ロンジン」から、パイロットウォッチの新作「ロンジンスピリットフライバック」のゴールドモデルが登場。8月31日から伊勢丹新宿店（本館5階ウォッチ/ロンジン）にて先行発売し、9月2日からロンジン正規販売店にて販売を開始する。カラーリングの異なる2モデルをラインナップし、価格はいずれも95万4,800円。

ロンジンスピリットフライバック（L3.821.5.53.2）

今回の新作は、かつてロンジンが発明したフライバック機能を搭載したクロノグラフ。フライバック機能は、クロノグラフで時間を計測しているときにプッシャー（ボタン）を1回押すだけで、クロノグラフ針がゼロ位置に戻って再び時間計測を始められる機能。1925年に初のフライバック機能搭載時計がリリースされ、飛行に関するさまざまな段階をすばやく連続的に計測できるようになった。

L3.821.5.53.2
L3.821.5.59.2

新作のラインナップは、マットグリーンダイアルと18Kイエローゴールドのリュウズとプッシャーを備えたモデル（L3.821.5.53.2）と、マットブラウンダイアルと18Kローズゴールドのリュウズとプッシャーを備えたモデル（L3.821.5.59.2）。両モデルとも、同系色のセラミック製の双方向回転ベゼルを合わせている。文字板のレイアウトは、9時位置にスモールセコンド、3時位置に30分積算計を配置。

自動巻きの機械式クロノグラフムーブメントには、ロンジンエクスクルーシブコラムホイールキャリバー L791.4を採用。シリコン製ヒゲゼンマイを用いており、ISO764規格を上回る耐磁性を持つ。COSC（スイス公認クロノメーター検定協会）の公式クロノメーター認定も取得している。

ムーブメントのローターには、ロンジンスピリットコレクションのエンブレムである地球を刻印。ムーブメント本体と合わせて、シースルーバックの裏ぶたから眺められる。また、レザーストラップにはマイクロアジャストメント機能があり、手軽に微調整できるほか、付け替えが容易なインターチェンジャブルシステムも備えている。