アウディ ジャパンは12月4日、プレミアムコンパクトSUV「Audi Q2」シリーズ全モデル(5モデル)のアップデートモデルを発売した。全国のアウディ正規ディーラーにて販売する。

  • プレミアムコンパクトSUV「Audi Q2」シリーズのアップデートモデル

Audi Q2 35 TFSI advanced:430万円
・1.5ℓ直列4気筒DOHC ガソリン ターボ 150PS/250Nm
・駆動方式:FWD

Audi Q2 35 TFSI S line:468万円
・1.5ℓ直列4気筒DOHC ガソリン ターボ 150PS/250Nm
・駆動方式:FWD

Audi Q2 35 quattro advanced:461万円
・2.0ℓ直列4気筒DOHC ディーゼル ターボ 150PS/360Nm
・駆動方式:quattro

Audi Q2 35 quattro S line:499万円
・2.0ℓ直列4気筒DOHC ディーゼル ターボ 150PS/360Nm
・駆動方式:quattro

Audi SQ2:644万円
・2.0ℓ直列4気筒DOHC ディーゼル ターボ 300PS/400Nm
・駆動方式:quattro

「Audi Q2シリーズ」は、「Qシリーズ」の中で最も小さい全長4.2m、全幅1.8m、全高1.53mのプレミアムコンパクトSUV。都市部の機械式立体駐車場に入庫可能なボディサイズながら快適性とユーティリティ性能を備え、個性的な内外装デザインを特徴としている。

今回のアップデートでは、全モデルにバーチャルコクピットプラスを標準で装備した。バーチャルコックピットプラスは、メーターパネル内に高解像度の12.3インチ液晶ディスプレイを配置し、スピードメーター、タコメーター、ナビゲーションの地図情報などを表示するもの。

8.8インチのタッチスクリーンMMI(マルチメディアインタフェース)も標準装備となり、インフォテインメントシステムは「MIB3」にバージョンアップ。コックピットまわりでは、これまでセンターコンソールのロータリープッシュボタンがあった場所を収納コンパートメントとして、すっきりとしたデザインにまとめている。

グレードは、1.5ℓ TFSIエンジンを備えるFWD前輪駆動モデルと、新たに設定されたクリーンディーゼル2.0ℓ TDIエンジンを備えるquattro四輪駆動モデルを用意。それぞれ、advancedとS lineの2車種を選べる。さらにスポーツグレードの「Audi SQ2」もそろえた。トランスミッションは、全グレード共通で7速S トロニックトランスミッション。

1.5ℓ TFSIエンジンは、最高出力 110kW(150ps)、最大トルク 250Nm。エンジンが低負荷の場合に2気筒となる気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(cod)を採用し、低燃費走行をサポート。

クリーンディーゼル2.0ℓ TDIエンジンは、最高出力110kW(150ps)、最大トルク360Nm。quattro四輪駆動システムを組み合わせ、安定した加速と高いコーナリング性能を発揮する。スポーツグレードの「Audi SQ2」は、最高出力221kW(300ps)、最大トルク400Nmの2.0ℓ TFSIエンジンを搭載し、パワフルな走りが特徴だ。

そのほかのアップデートポイントは、ヘッドライトがLEDとなり、ハイビーム/ロービーム時に明るい視界を提供。安全予防システムは、10km/h以上で走行中に先行車両に衝突する恐れがある場合、警告や衝突被害軽減ブレーキを作動させこれを回避するアウディ プレセンスフロントを搭載した。バックの際の後方視界を確保するリヤビューカメラも標準装備となっている。

オプションでは、サイドアシスト、アウディプレセンスベーシック、アダプティブクルーズアシスト、ハイビームアシスト、オートマチックテールゲートなど含んだ「コンビニエンス&アシスタンスパッケージ」、Audi connect、アウディ スマートフォンインタフェースなどの先進装備を設定できる。