サッカー日本代表のオフィシャルスーツプロバイダーであるダンヒルは20日、銀座本店にて代表チームのキャプテンを務めるMF遠藤航選手を招いたトークセッションイベント「dunhill THE SPECIAL TALK SESSION WITH WATARU ENDO」を開催。遠藤選手がスーツのこと、日本代表のこと、リヴァプールFCのことについて話した。
コレクションの展示、銀座の旗艦店で
今春、サッカー日本代表との25年間のパートナーシップを記念して「2024 SAMURAI BLUE COLLECTION」を発表したダンヒル。旗艦店である銀座本店には今、そんなエレガントなCOLLECTIONに身を包んだ遠藤選手のポートレートとともに、ジャケット、シャツ、ネクタイなどのアイテムが展示されている。
遠藤選手「スーツで気持ち引き締まる」
店舗の1階で開催された今回のトークセッション、遠藤選手はMCの呼びかけに応じ、落ち着いた足取りで登壇した。
2024 SAMURAI BLUE COLLECTIONの着心地について聞かれると「とても良いです。ボクはデザインも含めて非常に気に入っているんです」と笑顔を見せる。代表のスーツを着ると気持ちも引き締まる、皆んなで次の試合に向かっていくというイメージが湧く、とも話した。
遠藤選手は2015年に初めてA代表に選出された。そのときにダンヒルでmade to measure(和製英語で言うところのオーダーメイド)したことは、いまでもよく覚えているという。「あれから筋肉もつきました。ももの周りも太くなったので、サイズも少しずつ変わってきたと思います」と遠藤選手。
ところでダンヒルがサッカー日本代表とパートナーシップを結んだのは四半世紀も前のこと。いまから25年前となると、遠藤選手は5歳の子どもだった。ちょうどサッカーをやり始めた時期と重なるという。
そこでMCから、この25年間で変わらないことはありますか、と聞かれると「サッカーを心の底から楽しむことですね。この気持ちはプロになってからも忘れたくないと思ってきましたし、それがあるから現在もプレミアリーグや日本代表で戦えているのかな、と思います」。
今後の目標について聞かれると「日本代表においては、ボクがキャプテンに就任したときに『W杯で優勝できるチームにする』と公言しました。それが目標です。個人的には、来期もリヴァプールでプレイすると思うのでもっと試合に出たい。チャンピオンリーグもありますし、タイトルの獲得に貢献できたらと思っています」と引き締まった表情。
そんな欧州のサッカーリーグも、ようやくオフシーズンに入った。そこでプライベートなことを聞かれると「いまは家族とノンビリ過ごす時間が持てています。来週には、国内の家族旅行も計画しているんです。1年ぶりに充実した休みを過ごせています」。最後は、家族思いの父親の表情に戻った。