シチズン時計が手がけるプロフェッショナルスポーツウオッチ「シチズン プロマスター」から、新型ムーブメント「Cal.H864」を搭載した新モデル、「シチズン プロマスター/エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト Geo Trekker(ジオ・トレッカー)」が発表された。

  • シチズン プロマスター/エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト Geo Trekker(ジオ・トレッカー)

カラーリングの異なる3モデルをラインナップし、価格はシルバーの「BY3006-53H」と「BY3006-53E」が9万9,000円、グレーの「BY3005-56G」が11万円。

  • 左から、BY3006-53E、BY3006-53H、BY3005-56G

  • BY3006-53H

  • BY3006-53E

  • BY3005-56G

陸海空のプロフェッショナルに向けたブランドとして登場した「シチズン プロマスター」は、2024年で誕生35周年を迎える。節目に登場する今回の新作は、北半球各地の時刻を大まかに把握できるフェイスが大きな特徴。北半球を描いたUTC文字板を6時側のサブダイヤルに配置し、それを囲むリングの数字と合わせて、時刻を表現する仕組みだ。

このUTC文字板は86,400秒間(24時間)で1回転。1日(24時間)が86,400秒間であることにちなみ、新型ムーブメントを「Cal.H864」と名付けたという。地球が1回転して「1日」が刻まれていく様子を目で楽しみながら、北半球の各地におけるだいたいの時刻が分かるという実用性も備える。Cal.H864はまた、定期的な電池交換がいらない光発電「エコ・ドライブ」仕様、および日本・中国・米国・欧州の標準電波による時刻合わせに対応した電波時計だ。

  • ダイヤルやベゼルは視認性の高いワイドオープン仕様。すり鉢状のケース形状によって、軽快な雰囲気を演出している

ダイヤルに目を向けると、各都市の表記や円板部の数字に、航空図などでよく見かけるフォントを採用。航空計算尺の部分と異なるフォントによって判読性を高めた。デザイン的には、世界の開拓が進んだ1600年代の知的なニュアンスを表現している。

  • ケース・バンド素材:ステンレススチール
  • ケースサイズ:径46×厚さ11.5mm(設計値)
  • 風防サファイアガラス(無反射コーティング)
  • 防水性能:20気圧
  • おもな機能:ワールドタイム(26時差)、サマータイム、パーペチュアルカレンダー
  • 裏ぶたには北半球の地図を刻印

  • BY3006-53H

  • BY3006-53E

  • BY3005-56G