MHD モエ ヘネシー ディアジオは10月30日に、スモーキーシングルモルトウイスキー「タリスカー 30年」を数量限定で発売する。アルコール度数は49.5度、価格は13万3,000円。

タリスカー 30年は、年に1回、カスクストレングスにてボトリング。カスクストレングスとは、樽から出したウイスキーのアルコール度数を調整せずにビン詰めしたもの。一般的にアルコール度数が高く、ウイスキー本来の香りや味わいが色濃く反映される。タリスカー 30年は毎年1回ボトリングされることから、リリースの年ごとに異なる香りや味わいを楽しめるとしている。

今回のタリスカー 30年は2023年にボトリングしたものだ。果実やスパイス、バニラのような香りとスモーキーさの奥に、ピーカンナッツファッジのような甘みが感じられる豊かな味わい。また、世界3大酒類品評会のひとつ「IWSC 2023」では98点を獲得して最高金賞を受賞。全米最大規模のサンフランシスコ ワールドスピリッツ コンペティションにおいても最優秀金賞を獲得している。

今回、パッケージを木製から紙製のBOXに変更し、総重量の64%にリサイクル素材を使用。サステナビリティにも配慮した。

■テイスティングノート

色:ボトリングしたままの自然な色(ノンチルフィルタード)
香り:もぎたての果実や完熟りんご、香り高いウッドのスパイス、バニラのような優しい甘み。時間が経つとトロピカルなフルーツの香りにホワイトペッパーとダークチョコレートのような香りを感じる。
ボディ:フルボディ
味わい:口に含むと温かいスモーキーさと穏やかな塩味、徐々に果実味と燻っている残り火、ピーカンナッツファッジのような甘さが表れる。
余韻:果実やトフィー、かすかに海に立ち込める霧を感じ、黒胡椒の柔らかく刺激的な温かみが長く続く。