ゼニスは「デファイ エクストリーム ダイバー」から、ダイヤルがシルバーホワイトの新作を発売する。価格は156万2,000円。
「世界最大の時計フェア」としてスイスで開催する、「Watches & Wonders GENEVA 2024」で発表された「デファイ エクストリーム ダイバー」。
角張ったケースにファセットカットのベゼルを組み合わせる「デファイ」独自のデザインを踏襲。加えて、水中でも時刻を素早く読み取れる鮮やかなカラーアクセントや、回転ベゼルといったダイバーズウォッチに必須の要素を組み込んだ。
本モデルは、ISO 764が定める耐磁性能とISO 1413が定める耐衝撃性能に加え、プロフェッショナル ダイバーズウォッチを対象としたISO 6245の規格も満たしている。
「デファイ エクストリーム ダイバー」は、塩分を含む海水にも耐食性があるチタン製ケースを使用。直径45mmの角ばったケース上に、ヘリウムエスケープバルブを装備した。
固定式の12角形ベゼルには、ブラックセラミック製の逆回転防止ベゼルを配置。グローブをはめていても操作しやすいよう、縁に溝を刻んでいる。ベゼルの刻印にはスーパールミノバを塗布しているため、光の届かない水中でも容易に時刻を確認可能。
ねじ込み式のリューズは、両側のチタン製リューズガードが保護。しっかり固定されて操作しやすいグリップ性を持つ。
1969年の「デファイ A3648」と同じく、本モデルも防水性能は600m(60気圧)。この深度は1,969フィートに相当し、1969年に誕生した「デファイ」コレクションとのリンクを感じさせる。
文字板には、4つの点を結んだ星が描く幾何学的なパターンを刻んだ。これは現代のデファイモデルの特徴でありながら、1969年に裏蓋とリューズで用いられた模様でもある。今回の新作ではシルバーホワイトの文字盤にサンバースト仕上げを施し、12時位置のゼニススターから放射状に広がる光を表現した。3時位置の日付表示も文字盤と同色となる。
大きな針と植字によるアワーマーカーには、X1グレードのスーパールミノバを3種類塗布。それぞれがブルー、グリーン、イエローに発光して、時と分、秒を判別する。ブライトオレンジのアクセントは、「この色が水中で最も認識しやすい色と考えられていた」というデファイの歴史をオマージュした。
ムーブメントには、エル・プリメロ 3620-SC 高振動自動巻自社製キャリバーを採用。ダイバーズウォッチとしては珍しく、裏蓋はシースルー仕様になっている。
ブレスレットはチタン製の3連ブレスレットに、交換用ストラップ2本が付属。1本はブラックのFKMラバーにコーデュラ・エフェクトを施して、水が抜ける通気孔を側面に設けた。もう1本にはシングルストラップをケースの下に通して固定できるエンドピース付きで、ウェットスーツの上から着用可能。こちらは漁網のアップサイクル素材を使用している。
「デファイ エクストリーム ダイバー」は、ゼニス ブティックとオンラインブティック、および世界中の正規代理店で取り扱う。
デファイ エクストリーム ダイバー
- 品番:95.9600.3620/01.I300
- ケースサイズ/厚み:42.5mm/15.5mm
- ケース素材:ブラッシュ仕上げのチタン
- ブレスレット・バックル:フォールディングバックル付きブラックラバーストラップ1本、ピンバックル付きホワイトファブリックストラップ1本、フォールディングクラスプ付きメタルブレスレット1本。
- 風防:サファイアガラス(両面無反射コーティング)