ジャークチキンという料理をご存じでしょうか。聞きなれない名前の料理ですが、実は常夏の国・ジャマイカがうんだメニュー。スパイスを"これでもか"と効かせ、酸味のあるタレに漬け込んだ鶏肉は、とびっきりスパイシーかつライムのほのかな酸味が残り、さわやかな味わいです。ジャークチキンを片手にビール……そんなささやかな幸せを、ママに感じてもらえるレシピを紹介しましょう。

暑さ吹き飛ぶジャークチキン

ビールが進む進む!!

材料(4人分)

手羽先 8本 / 手羽元 8本 / ライム 2分の1個※レモンでも可 / スイートコーン、レタス、ミニトマト 適宜

チキンの漬け汁「ジャークシーズニング」(長ねぎ 1本 / にんにく 1かけ / 塩 小さじ2 / はちみつ 小さじ2 / ライム果汁 大さじ4※レモン果汁でも可 / オールスパイス 小さじ2 / 黒こしょう 小さじ2 / 一味唐辛子 小さじ2 / オリーブ油 大さじ2)

つくり方

1.長ねぎ、にんにくを薄切りにし、他の材料と一緒にミキサーにかけて、ジャークチキンの漬け汁となる、ジャークシーズニングを作る。

薄切りした食材と調味料をミキサーにかける

ここがポイント!

味の決め手はオールスパイスです。現地ではピメント、ピメンタと呼ばれます。

2.手羽先、手羽元はフォークで全体を刺し、穴を開けてボウルに入れる。ライム2分の1個分の果汁を絞ってかけ、手で揉んでなじませたら、フリーザーバックに入れる。この後、1のジャークシーズニングを入れて空気を抜き、1時間から一晩、冷蔵庫でなじませる※1時間でなじませる場合には、室温に置きます。

肉はライム果汁をかけた後、フリーザーバックの中でジャークシーズニングとあわせる

1時間から一晩なじませる

3.オーブントレイにクッキングシートを敷き、2の手羽先、手羽元の表(皮が分厚い方)を上にしてのせる。250度に予熱したオーブンで25分焼いたら皿に盛り付け、レタス、スイートコーン、ミニトマトを添えて出来上がり!

オーブンで豪快に焼き上げよう

柔らかい仕上がりに


ライム果汁に漬け込むことでほのかな酸味が入り、焼いても柔らかく仕上がります。そして、大量に入れたスパイスの効果によって、スパイシー&ホットな味わいに! とっても辛いのですが、そこがいい!! 「から~い!」と叫びつつ飲むビールは最高においしいはずです。

前日の晩に仕込み、翌日オーブンで焼くだけの簡単レシピ。がんばるママへのサプライズにオススメです。


著者プロフィール

筋肉料理人
1963年6月生まれ。佐賀県在住。自営業のかたわら、居酒屋で料理人としても働く。2009年からは佐賀県三養基郡みやき町保有の元民間保養施設で食文化コーディネーターとしても活躍。趣味は料理、バイク、アウトドア、筋トレ、熱帯魚。 子供は中学生と小学生の2人。日々料理を楽しみ、筋トレ、プチダイエットも継続中。 超人気レシピブログ「魚料理と簡単レシピ」も執筆。