過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「忘れられない初担当編集さん(12)」です。
前回の続きになります。
これもたびたび描いてきたことですが、「目標を見る」は本当に大事だと思います。
進んでゆく道の途中に障害物があって通れないとき、ゴールを見ずに「この道を進むこと」自体を目的にしてしまっていると、いかに障害物を除けるかだけにこだわってしまいます。
しかし、「道」は目標に到達するための一つの手段に過ぎません。他にも進める道はあるのです。
自分とゴールを俯瞰して考えてみると良いと思います。他の道があるのに、いつまでも一本の道の障害物に引っかかっているのは時間の労力の無駄ですよね。
「ただ進むことだけ」を目標にしないことが大事だと思います。
(つづく)