過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「残業時間のひそかな楽しみ2」です。

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最初に勤めた会社は若い方が多く、職種もデザイン系で小さな会社でしたので、比較的いろんなことが緩かったです。今だとこんないたずらはセキュリティ上許されないかもしれません。

この会社にいるときによくわかったのは、仕事の拘束時間が長いときに「とにかく1分でも早く帰って寝ていたいタイプ」と「とにかく1分でも遊んで気晴らしをしたいタイプ」がいるということです。

私はまぎれもなく前者でしたが、忙しければ忙しいほど、無理をしてでも遊ぶ人というのもいました。「そうしないと、本当に何のために働いているのかわからなくなってしまう」とおっしゃっていました。

確かに、「働いて寝るだけ」の生活で楽しみがなくなると、生きている意味すらわからなくなりそうです。

身体のことを考えれば、少しでも身体を休めた方がいいのでしょうが、心の栄養も重要ですので、自分にあったストレス解消や気分転換も大切だと思いました。