過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「成果主義」です。
これにはリーダーも「えー…」という表情を隠していませんでした。
成果主義という言葉が根付いてから、ずいぶん長くたったと思いますが、今もあまりうまく定着はしていないように感じます。
前回の話にも通じますが、日本企業は職務範囲をはっきり決めていないことが多く、成果の基準を定めるのが難しいということもあると思います。縁の下の力持ち的な仕事をしている人や、数字として表れない細かいサポートをしている人の評価をどうするのかも難しいところだと思います。
また、成果で給与等を決める場合、第三者からの客観的な視点がないと、上長のみの判断ですとこの漫画のように、何をしても成果と認められないということも起きると思います。
「成果主義」を掲げている会社に入社する場合、その成果がどのように決められているのか、注意をした方が良いと思います。