過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「ストレスを受けた時(8)」です。

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もう、漫画のタイトルやストーリーもよく覚えていないのですが、こういうシーンがあったことだけはよく覚えています。

私自身にもあることですが、マイナス思考になると、まるで自分は世界で一番運が悪く、不幸な人間かのような錯覚に陥ります。それは誰にでもあることで、仕方がないことだと思います。 しかし、ずっとそこにいると、今自分が持っているはずの幸福まで、ダメにしてしまうことがあるかもしれません。

悲しみや憎しみ、恨みに目をふさがれると、大切なものが見えなくなります。

そういうときこそ、冷静になって、自分が持っているものに目を向けるのも大切だと思います。