過労自殺しかけた経験を描いた書籍『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由』の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「思い出のダイアリー」です。
もうお正月の雰囲気もすっかりなくなってきましたが、皆さま良いお正月を過ごされましたでしょうか。
私は、今年はコロナの影響で帰省を断念いたしましたが、昨年までは毎年帰省しておりました。
そのときに発掘したダイアリーが、かなり印象的だったので漫画にいたしました。
学生時代のカラーペンやシールをふんだんに使っての、華やかなダイアリーから一転して、ほぼ真っ白のダイアリー……、たまに何か書いてあると思ったら、鉛筆の走り書きで「病院」だけ……。
本当に、社会人になってからは、精神的余裕もプライベートの用件も、何もなかったんだなと思いました……。
学生から社会人、また独身から既婚、あるいは出産など、人生の節目で生活が変わるのは当然ですが、たまに変わる前と比べてみると、今自分がどう変化しているのか自覚しやすくなるかもしれません。知らない間にダメージを受け続けることがないよう、以前を振り返ってみるのも大事だと思いました。