過労自殺しかけた経験を描いた書籍「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「情報共有って大事だよね(2)」です。
私の社会人初の「自発的な仕事」は……
4カ月ぶりに第44回からの続きを書きました。コロナ禍で急遽在宅ワークになったり、通勤が難しくなって休まざるをえなくなったりして、情報共有の重要さをかみしめた方も多かったのではと思います。
私も最初に勤めた会社でいきなりかみしめることになったのですが、結果、そのマニュアルとルール作りが、おそらく私の社会人初の「自発的な仕事」となりました。
今思えば拙いものでしたし、どこまで有効だったかは不明ですが、それまで「情報共有をルールで管理する」という概念がなかった現場(今考えればこれもすごい話ですが……)に、そういう考え方を導入できたのはよかったと思っています。
やってみてやはり重要なことだと感じたので、私は転職先の次の会社でも最初に同様のことを試みました。
続きます。