過労自殺しかけた経験を描いた書籍「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「忘新年会シーズン」です。
飲みの場はできるだけ親睦を深めましょう
飲み会が苦手な人には、ちょっと嫌な季節かもしれませんね。でも、せっかく参加するならば、できるだけ楽しみ、参加者との親睦を深めるのが良いと思います。
ただ、年末の忙しい時期は心身、時間、お金のいずれも大事にしなければなりませんから、多数誘われる方は、厳選して出席した方がいいかもしれません。また、「一次会は出るけど二次会は出ない」など、自分の中で線引きを決めるのも大切だと思います。
私は喋り続ける部長の話を無理やりさえぎる形で帰ったことがありますが、体調が悪いケースなどは、そのように多少無理やりでも帰ってしまいましょう。吐くふりでもしたら帰らせてもらえると思います。
ちなみに、もし参加が義務となっている場合は「労働時間」になってしまい、残業代が発生してしまうそうですので……気のすすまない会社の飲み会に強制参加させられそうになったら「残業代が発生しますが、良いんですか?」と確認してみたら、参加をまぬがれるかもしれません……。