過労自殺しかけた経験を描いた書籍「『死ぬくらいなら会社辞めれば』ができない理由」の著者である汐街コナさんが、会社から身を守るための処世術などを紹介する漫画連載「会社につぶされないために」。今回のテーマは「会社は損得で動く」です。
会社目線で物事を提案してみましょう
身も蓋もないタイトルですみません。
たとえ些細なことであっても、会社で何かを変えたいときには、あくまで「会社目線」で考え、提案することが大切だと思います。
当たり前ですが、「個人の問題」ととられると、社内で処理すべき問題ではないと思われてしまいます。 仕事ですので、あくまで会社の利益にどう影響するか、という軸で物事を話さないと、取り合ってもらいにくくなります。
実際、会社で発生する問題のほとんどは、人間関係であれ、ハラスメント問題であれ、何らかの形で会社の利益に関わっていると思います。
自分が抱えている問題を「会社の損得」に当てはめ、「翻訳」して提案すると、受け入れられやすくなると思います。