34歳にして初めてパパとなるグルメ大好き漫画家・キムケンさんの「ドタバタ妊娠サポート生活」を描く連載「新米パパの空回り日記」がスタートします。初回のテーマは「妊娠中の食事づくり」です。
妻のためにはりきって料理をしたのですが……
はじめまして! 会社員をしながら、レシピ本を作ったり漫画を描いたりしているキムラケンジともうします。周りからはキムケンと呼ばれがちです。今回から始まった「新米パパの空回り日記」では、34歳夫(私)と35歳妻という共働き夫婦が初めての妊娠生活を過ごすにあたり、気合いを入れすぎて何だか空回り気味の日常をご紹介させていただきます。
いやね、「空回り日記」なんて連載タイトルになっているわけですが、別に空回りしたいわけではないんです。でも、やることなすこと、ことごとく裏目に出ている感じです。
というのも、30代半ばに差し掛かってくると、同年代ですでに子育てをしている人も多くいます。その人たちの話を聞いてると、男性側は「家族に邪険にされる」とか、女性側は「旦那がなにもしなくて邪魔」とか、なんともネガティブな話が多いじゃないですか……(あくまでも私の周りの話ですが、お心当たりありませんか?)。
それで思ったのが「妊娠中から全力で嫁さんをサポートすれば、すてきな子育てライフにつながるのでは……!」ということでした。というわけで、まずは自分が得意な「料理」の面で頑張ることにしたのですが……。
張り切りすぎてバランスのいい料理をつくるも、「つくりすぎ」→「食べすぎ」→「夫が妻以上に体重増」という体たらくでございます。栄養バランスどうこうの前に、食べすぎはいけませんね。太ります。
そして、しれっと「料理を作るいい夫アピールをしてる感じ」も、我ながら浅ましいというか、器量の小ささがうかがえます。
というように、初めての妊娠生活の男の空回りっぷりを、ゆる~くお伝えしていきたいと思います。
それでは!