こんにちは。一日3時間をニコニコ動画に費やすダメ社会人、山田井ユウキです。

今日もさっそく最近流行の動画や埋もれている良動画を独断と偏見で皆さんに紹介していこうと思います。選ぶ基準はただ一つ、僕の趣味です!

さて、最近の僕はちょっと浮かれ気味です。

というのも、待ちに待った『ファイナルファンタジーXIII』(以下、FF13)が昨日ついに発売されたからです。

……とはいえ正直師走の慌ただしさに追われており、まだ買っただけでプレイできていないのですが、今回はせっかくなのでFFシリーズにまつわる様々な動画をピックアップしてご紹介してみたいと思います。

すでにFF13を購入された方も、これから購入される方も、お薦めの動画ばかりなのでぜひご覧ください。

まずはテンションを上げるためにこちらの動画からどうぞ!



現在はサラリーマン、かつてはプロのギタリストとして活躍していたという「バーバリー君島」、通称"ギタリーマン"によるFFバトル曲メドレー。Part1ではFF1~FF5、そしてPart2ではFF6~FF7をオリジナルのアレンジで演奏しています。

ギターやアレンジのテクニックもさることながら、それぞれ16分、17分を超える長時間の演奏をすべて一発録りするという精神力にはただただ感服! FFシリーズへの愛が詰まった動画です。

続いてFF13のネタ。


東京ゲームショウ2009で発表されたFF13のトレーラー映像をFF10で吹き替えてみようという、ありそうでなかった斬新な発想が素晴らしい。そして、聞いていただければ一発でわかるのですが、意外にもキャラクターとセリフがちゃんと合っているんです。むしろ何度も見ているとこっちが本物に思えてきたり……はさすがにないですけど。


FFシリーズのBGMをダンス系にアレンジしたノンストップメドレー。懐かしいメロディーが軽快なリズムに乗って次々に切り替わっていくのは、とても耳に心地良いです。なおFFだけでなくクロノトリガーやサガシリーズなどの楽曲も一部登場しますが、それもまた良いアクセント。昔のスクウェア作品に親しんだ方なら絶対に楽しめるはず!


シリーズすべてをプレイした僕が一番好きなナンバリングタイトルは「FF4」なのですが、その戦闘曲をエレクトーンで忠実に再現した動画がこちら。奏者はかいじゅうの着ぐるみが特徴的な「maru」。メインメロディーだけでなく、すべての音を手と足の両方を使って演奏するテクニックは本当に凄い。

続いては実況動画から。……といってもちょっと普通の実況とは違います。


今もなお愛され続ける名作「FF6」を遊んだことのある人ならぜひ見てほしい実況動画。うp主と友人の二人で、「フルボイス、かつFF6のすべての音を再現する」というとんでもないコンセプトに挑戦した意欲的な作品。すべての音を再現するというのは、BGMや効果音なども含まれているため、たった二人でどこまで出来るのか注目したいところです。


同じく実況動画――ですが、こちらは"ゆっくりボイス"と呼ばれる合成音声を用いた実況動画で、コンセプトはFF4の"負けイベント"をぶち壊して進めていくというもの。通常、RPGの戦闘は勝たなければ先へ進めないのですが、演出上の都合で絶対に負けなければいけないイベントが登場することがあります。それを、レベルをありえないほど上げることでぶち壊す(=勝つ)とどうなるのか……動画を見てのお楽しみです。


同じくFF4からのプレイ動画(実況はありません)ですが、こちらはFF4の機能である「キャラクターの名前変更」を使って遊んでみようという企画。セシルやカインといったお馴染みの面々がどんな名前に変えられたのかは……ここでは大人の事情で書けませんので、ぜひ動画をご覧ください。その発想はなかった! むしろその発想はいらなかった!


紹介しようかどうか迷ったのですが、FF関連の動画ということで取り上げます。お食事中の方は閲覧注意。……FF12が発売されたとき、ゲームに登場する「ポーション」を実際にドリンクとして売り出し大ヒットしたという出来事があったのですが、そのポーションと他の栄養ドリンクを大量に混ぜ合わせてもっと効果の高い「ハイポーション」を作ってみようという趣旨の動画。しかしその結末は……うぇっぷ。


手書きMADと呼ばれるジャンルの動画は多数ありますが、その中でもこれは凄い! と思ったFFとテイルズシリーズの融合作品。テイルズ オブ ジ アビスのオープニングムービーをすべてFF7のキャラクターで差し替えた力作。両方の作品への愛情がなければここまでの動画は作れません。

次は再び演奏系の動画から。


ギターなどに比べるとそれほど数はないのですが、サックスでの演奏動画もニコニコでは人気です。この動画はサックスでFF6メドレーを吹いたもので、聞き慣れた音とはまたひと味違う雰囲気が楽しめます。


最後は再びエレクトーンの演奏動画で締めたいと思います。先ほども紹介した「maru」「HAL」「黒糖」という3人のエレクトーン奏者によるFF7のメドレー。相変わらずの再現度に加え、3人そろったことによる音の厚みが気持ちを昂ぶらせてくれます。

以上、FFに関係した動画をジャンル問わず集めてみました。

これだけたくさんの関連動画が投稿されていることが、FFというシリーズの人気を象徴していると言えそうです。

勝手エヴァンジェリスト・山田井ユウキ

1980年生まれ。レビューサイト「カフェオレ・ライター」で、映画、漫画、ゲームなどを独自視点からレビューする他、「builder by ZDNet Japan」「ハリウッドチャンネル」など各種媒体で記事を連載中。どんなに忙しくても一日数時間ニコニコ動画に費やすという、社会人としてあるまじき生活を謳歌中。好きな動画ジャンルはゲーム実況、ボカロ、他エンタメ系全般。

(タイトルイラスト:3P3P) ※本コラムで紹介している動画は、作者やサイトなどの都合により削除されることもあります。あらかじめご了承ください。