小樽の町で創業72年

海の幸に恵まれ"すしの街"として知られる北海道・小樽。そんな小樽で創業72年の老舗すし店「おたる政寿司」が、満を持して3月15日、東京初進出。東京・銀座一丁目に銀座店を出店した。店舗詳細はこちら

「おたる政寿司 銀座店」。職人との会話を楽しみながら食事ができる広いカウンター席以外に、テーブル席や個室もある

魚貝類は毎朝、北海道各地の漁港から朝穫れを直送。一本買いする天然の本マグロや、幻の鮭といわれる鮭児(けいじ)、羅臼産で脂ののった大型天然鮭・大助(おおすけ)など、希少な食材を揃える。

また、ウニと卵黄を醤油で溶き、それにつけて食べる「小樽の漁師直伝・特製いかそうめん」や、「特大ぼたん海老と海老みそ軍艦」など、同店オリジナルの豪華なオリジナルすしもオンリストされている。

ランチ、夜とも注文可能の「薊(あざみ・特選10貫)」(4,200円)。この価格で、握り10貫に加え、前菜、お椀、水菓子までひと通り楽しめる

生絞り原酒も毎朝小樽から空輸

酒類も北海道産にこだわり、米の「羆(ヒグマ)」、蕎麦の「流水一滴」などの北海道産焼酎を揃える。さらに、本店と同じく小樽にある田中酒造生絞り原酒「宝川」を、毎日魚貝と共に空輸しており、絞りたてを味わうことができる。また、ワインも、辛口ですしと好相性な余市産「北海道ケルナー・グラポーレル」などを用意。

"おいしくて質のよいものをできるだけ安く"がモットーの同店は、価格をしっかり表示し、明朗会計。"ハイグレードな大衆店"というくくりで、握りも1貫250円~と非常にコストパフォーマンスがよい。お値打ちなセットやコースも多数揃い、ランチでは握りのセットが「菊(9貫)」(2,100円)などから。ランチも夜も注文可能なセットもあり、こちらは前菜やお椀、水菓子付きで「薊(あざみ・特選10貫)」(4,200円)など。前菜から肴、刺身、焼き物などをに組み合わせたコースは、「最上(13貫)」(5,500円)から「北海道旬三昧・余市(7貫)」(12,000円)まで6種類が揃う。

ランチ、夜とも注文可能な「2段ちらし」(2,500円)。刺身5点盛りと、イクラ、ウニ、トビコの三色丼、前菜とお椀、水菓子がセット

こちらも昼夜オーダーできる「花一華(7貫)」(2,940円)。小樽の漁師料理を取り入れたいかそうめんも組み込み、人気が高い

東京にいながらにして、北海道の新鮮な魚貝や酒を味わうことが出来るこの贅沢、アナタもぜひ堪能してみてはいかがだろうか。