東京・赤坂にある「田舎居酒屋 まごの邸」

最近何かと話題になっているものの、実は食べたことがない人も多いクジラ肉。実は牛肉や豚肉、さらには鶏肉と比べてもカロリーやコレステロール、脂質が低い一方、タンパク質は豊富とのことで、ヘルシー食材といえる。さらに脂肪のほとんどは良質の多価不飽和脂肪酸のため、生活習慣病の予防にもよいといわれているそう。日本伝統の食材でもあることだし、一度しっかり食べてみたい。そんな方にオススメなのが、東京・赤坂にニューオープンした「田舎居酒屋 まごの邸」。希少なクジラ肉を、様々な調理法でリーズナブルに楽しめるのだ。

新鮮なクジラ肉を使ったはりはり鍋は絶品

「鯨のはりはり鍋」(1人前1,980円)。生でも食べられる鮮度のよいクジラ肉を、鍋地にさっとくぐらせて食べるしゃぶしゃぶスタイル

「まごの邸」では、ずばりクジラ肉が看板商品。「くじらの竜田揚げ」(720円)や「さらしくじら」(480円)などの定番料理から、生でも食べられる鮮度のよい上質な赤身をさっと鍋地にくぐらせて食べる「鯨のはりはり鍋」(1人前1,980円)、「本皮と上赤身の刺身」(1,080円)など、刺身や鍋はもちろん、揚げ物や握り、炒飯など24品ものクジラ料理が並ぶ。

入手しにくいクジラ肉だが、同店の経営元である三信商事が以前姉妹店でクジラ肉を扱ったことが縁となり、築地の専門店から良質なクジラをリーズナブルに仕入れることが可能に。プロが目利きしたクジラ肉は状態もよく、クセも少ない。様々な部位も揃うので、食べ比べてみても楽しいだろう。

「本皮と上赤身の刺身」(1,080円)。クセの少ないミンククジラを使用。淡泊な赤身部分と、脂ののった甘みのある本皮部分を一緒に食べるとおいしさ倍増

また、「毎日通っても飽きないように」とクジラ料理以外の料理にも注力。備長炭で焼き上げる炭火焼料理には、国産野菜や地鶏、新鮮な貝類を用いている。大統領しいたけやジャンボししとうといったユニークな国産野菜の炭火焼きは1品280円~、ジューシーで濃厚な味わいの「美桜鶏(みおうどり)」を使用した串焼きは1本230円~、新鮮な炭焼き貝は580円~となっている。さらには筑前煮や漬け物などの総菜類も揃えており、古民家を模した落ち着いたしつらえの中、じっくり飲みたくなるお店だ。

国内の良質な畑で栽培された新鮮野菜を炭火焼きで提供。野菜類は産地を明記して店内に並べられている

プロが目利きした上質な本マグロをはじめ、クジラ以外の刺身類も充実

●店名: 「田舎居酒屋 まごの邸」
●住所: 東京都港区赤坂3-7-11 レジーア赤坂B1
●TEL: 03-3584-2818
●営業時間: ランチ 月~金11:30~14:30(L.O.14:00)
ディナー 月~木17:00~23:30(L.O22:45)
金・祝前 17:00~4:00(L.O3:00)
土・日・祝 16:00~23:00(L.O22:15)
●定休日: 無休
●予算: 5,000円
●坪数・席数: 45坪・68席(個室5部屋)
※営業時間等のデータは、取材時のものです