超最短距離で英語が話せるようになる方法
お陰さまで朝英語生活も半年になります。気まぐれに早起きする娘のせいで、たった5分の勉強で終わることもあるし、二日酔いで頭がガンガンしテキストを開く気力もない日だってありました。でもそんなときだって自己否定はしません。「ま、そんなこともあるものよ。明日またやれば問題はないわ」と自分に言い聞かせています。体のあちこちの肉が下がりつつある今日この頃ですが、気持ちだけは上向きに。それが英語学習を継続するコツなのかもしれません。
最近、アルクの英語教材編集部 副編集長の山本高裕さんに「超最短距離で英語が話せるようになる方法」を聞いたのですが、彼曰く「まずは、質問と相づちのフレーズにたくさん触れる」のが一番手っ取り早いのだとか。確かに、日本語でも矢継ぎ早に質問して相づちを打てば、会話になっていることって多いですよね。「英語でも聞き上手になれ!」、ってことかしら。なるほど! と思いました。
実は「触れる」というのがポイント。一生懸命覚える必要はないそうです。なぜかというと「英語は体に貯蓄される」から。すぐ話せるようにならない! と落ち込んで勉強をやめてしまうより、「勉強した時間分、英語が身についている~」と信じながら続けた人の方が、確実に英語は話せるそうです。
私だと、朝平均10分として、半年続けたので1800分を英語に使った計算に(本当は数日休んだこともありましたけど……)。そう考えると私の「英語貯金」は、着実に増えていることを実感。「英語が話せるようになるマイルと取りかえられる日も近いかも!? 」なんて夢を抱いてしまいます。
もともとはどんなに勉強しても英語が身につかず、途中でやめてしまうこともしばしばだった私。挫折経験が何度もあるのです。でも、朝英語をはじめて、私の生活にちょっとではありますが光が射しはじめています! 娘が通う英語塾のイケメン講師にも一言ではありますが話しかけることができましたし、英語を話したい欲求は高まるばかりです~~!
『MyET』先生が私にトコトン付き合ってくれる!
超最短距離で英語が話せるようになるにはどんな教材がいいのでしょう、と山本さんに聞くと「実はうちの教材なんですけど、自信があります!」と照れながら、アルクのとことんスピーキング練習シリーズ『英会話コエダスMyET版 プレミアパック』を紹介してくれました。
山本さん曰く、通信講座の『英会話コエダス』にPCで発声の練習ができる「MyET版」なるものが付いた最強のコースだそう。「MyET版」というのはこのシリーズで採用している特別のソフトウェアで「My English Tutor」の頭文字をとったもの。つまり、このソフトウェア、私の「英語の個人教師」になってくれるってこと!? 期待がムクムク膨らみます。
さっそく届いた『英会話コエダスMyET版 プレミアパック』を試してみることにしました。MyETはUSBに入った教材とマイクセット。PCにつなげるだけで、すぐにはじめられます。英会話コエダスは「英語を話してみたいこの瞬間」という内容のアンケート結果より日本人に絶対欠かせない「32の場面」と「128のkey表現」をピックアップしている教材。なるほど目次を見ると「パーティーで自己紹介」とか「褒め上手は会話上手」とか、私的にも気になるものがいっぱいです!
早速試してみると、まさに「声出す(=コエダス)」状態。というか、ずっと話し続けている感じ。覚えようと思わなくても、勝手に頭が記憶してしまいそうなほど、徹底的にフレーズを頭に叩き込んでくれます。
自分の発音を採点してくれることも特徴。学習するフレーズはまあまあスラスラ口から出てくるんだけど、ここで大事なのは発音。"先生"の音声に続いて発音すると、すぐさま「発音」「リズム」「ピッチ」「強勢(声の強さ)」の4ポイントから評価、採点してくれます。実はこれがハマるんです! 「Thank you.」は98点だったりしたのになぜか「Yes, I think so.」は60点台。問題ないと思いこんでいたフレーズに限って点数が低かったりして……。自分の弱点がどんどんあぶり出される感じ。ちょっとマゾ気味な私にはたまりません。
「簡単なことがちゃんと言える英語力」が身につく!
質問と相づちのフレーズもたくさん入っているので、それだけでも英語を話せるようになれそう。それにもうひとつ気に入ったのは、「簡単なことを、ちゃんと言える英語力」が身につきそうなところ。
たとえば、挨拶だったり、ちょっとしたお願いだったり、道案内だったり。これまでの実生活で外国人からの簡単な質問にもドギマギして、逃げ出したくなる経験ありませんか?
つい最近もありました。待ち合わせのため、改札の近くにボケっと立っていたら、外国人男性が「ビックカメラかヨドバシカメラに行きたいので道を教えてほしい」と声をかけてきたんです。ビックカメラは有楽町にあるけど、こっちの出口じゃなくて向こう側だし、そもそも道案内ってどんな英語だっけ? アレコレ考えるうちになんだか焦って訳が分からなくなって、あぁ私には無理……。そして私は、近くを歩いていたいかにもデキそうなサラリーマン風の男性に「英語はできますか」と声をかけ、「まあそれなりに」という返事を聞くや否や、道を聞いてきた外国人男性に「He can speak English!」とその男性を紹介。あっけにとられた感じの2人の男性を残し、私は有楽町駅から飛び出すように逃げたのでした。
でも、『英会話コエダスMyET版 プレミアパック』なら、もちろん道案内に必要なフレーズもしっかり収録。それ以外にも実生活で必要な英語のフレーズがたくさん入っていました。先にこれをやっていれば……と悔やまれますが、今度はホームや駅で外国人を見かけてもコソコソしなくてすみそうです。
というわけで、コエダスで転機を迎えた私の朝英語生活。やっぱり声を出してフレーズを繰り返すのって大事なこと。私のことだけ見つめてくれるMyETという先生がいつもいてくれるし、あとはガンガン声を出して、生きていくだけだわ。
次回は、『英会話コエダスMyET版 プレミアパック』で、本当に英語が話せるようになるのか、レビューしていきたいと思います。乞うご期待!
『英会話コエダスMyET版 プレミアパック』についてはこちら(体験版もあり)
アルクの朝英語サイトはこちら
(イラスト : のなかあき子)