小さかった子どもが、気づいたら大学生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生の息子2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。
次男は常に活動資金が足りません。
大学が忙しくてなかなかバイトができず、なけなしのお小遣いとお年玉、週2回のバイト代でやりくりしています。
そんな次男の最優先は当たり前に『自分のやりたいこと』
つまりはゲームなのですが……。友だちと遊んだり、大好きなお菓子も買わなければならない。どう考えてもやりくりはカツカツです。母にプレゼントする余裕はないし、私もそれでいいと思っています。自分のお金は自分のために使ってくれればいいです。
なのでお菓子のお願いも、半ば冗談でした。
あの次男が、まさか翌日に、自腹で!!(大切)買ってきてくれるとは……
大げさですが、我が家ではそれなりに大きな出来事なのです。
レアと噂されるお菓子を見つけた時、母ちゃんが欲しがってたやつだと次男が手にとってレジに行ったはず。そして、母ちゃんにウケるかな〜と持ち帰ったはず。
もしかしたらその150円でゲームが1回できたかもしれないのに、母ちゃんのために使ってくれたのか……と、ストーリーがどんどん膨らみ、親バカらしくウルウルしてきました。
きっと金額ではない気がします。
優しい気持ちがうれしい。
次男、ありがとう。お菓子はもう食べました!!