小さかった子どもが、気づいたら大学生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生の息子2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。
前回に続いて、今回も次男の反抗期のお話です。
反抗期が来ると「ウザい」「ババア」とか言われるのかな……と思いきやそれはまったく言わず、次男の場合の口癖は「強制すんな!」でした。
この「強制するな」はなかなかやっかいです。
考えようによっては声掛けがすべて強制になってしまう。「ご飯できたよ」「風呂入って」「明日何時に起きるの?」「おやつ食べる?」などなど……それを強制と言われると、なかなか会話が成り立たないのです。
こういう時は嵐が過ぎ去るのを待つしかありません。実際反抗期は2年近く続いたのですが、次男のイガイガを真に受けても疲れるだけでした。「今はそういう時期だから」と割り切って、時が経つのを待ってました。 実は、次男自身は反抗期の頃のことをほとんど覚えてないそうで、口癖の話をしても「そんなこと言ってたっけ?」と言っております。過ぎ去った今では、あの頃は特別な時期だったんだなあ……と思っております。
そして、反抗期が落ち着いた時……
ほぼ同じ会話なのに、久しぶりに聞いた「はーい」という素直な返事。やっと、やっと終わったあああ!! と感動しましたね。その日が来るのを、カバンも1年間同じ場所で待っておりました!!(片付けない家族)
ちょっとずつ、反抗期と付き合いながら成長してきました。
次回は、落ち着きつつある反抗期後半です。