小さかった子どもが、気づいたら大学生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生の息子2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。
前回に続いて、今回も次男の反抗期のお話です。
あんなに好き好きアピールしてた次男にも、ちゃんと訪れた反抗期。反抗期は成長の証なので喜ばしいことだと聞いたことがありますが、実際の現場になるとそこまで冷静ではいられず……。
尖ったナイフのような次男に正面から立ち向かっても、剣を交えることになるだけなのですが、こちらも人間ですのでどうしても「この若造が!!」みたいに衝突してしまう。エスカレートすると次男が物にあたることもありました。たいへんよろしくない雰囲気です。
ですが、夕食は必ず一緒。
「ご飯いらん」「1人で食べる」も一度もなく、毎日家族4人でご飯を食べてました。
なぜだと思う? と家族に聞きましたが、誰もよくわかっておらず、「なんとなく、そういうもんだと思ってる」が最適解な気がします。それすらも突破するのが反抗期ですが、ここは守られていて良かったです。今でも食事中の説教を特に嫌う次男、とにかく食卓の話題は平和に……のポリシーは今も続いています。
もうひとつ、次男の反抗期の頃には長男の反抗期は終わっていました。長男はちょっと成長した高校生であり、そして適度に次男に興味がありません。家族の中にのんびりした存在がいることにより、中和されていた気もします。ちなみに長男が反抗期の頃は次男が小学生でまだ可愛かったので、お互いが反抗期の緩衝材のようになっていました。
結果として、兄弟ふたりとも中2がピーク〜中3まで続きました。親にしてみると、2歳差兄弟は反抗期が連続したため長い戦いでしたね。やれやれです。