小さかった子どもが、気づいたら高校生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生と高校生の2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。
よしだ家の困った標準装備『ギリギリにならないと動かない』。突然スイッチが入ったようにスピードアップするのも特徴ですが、どんなに言い訳をしても、良いことはなにもありません。それでも、たいてい何とかなってきたというのも、性格が治らない原因のひとつです。
特に子どもたちは楽観的な性格も相まって、たまに伝説を起こします。中でも血の気が引いたのがこの教習所エピソード。
教習費は入学時のまとめ払いで、数カ月後には計画通り免許を取得するはずでした。……が、教習所に行っている様子はほぼありません。私生活や大学が忙しくて通えなかった……と長男は言い訳しておりますが、とにかく期限内に卒業しないことにはやり直しなのです。もう一度高額の教習費が必要なのです!! お、おそろしい……!!
そこからは必死にスケジュールを詰めて、最後の最後は”この日にお目当ての授業がなかったら退学”という状態まで追い込まれましたが、奇跡的に卒業することができました。なぜそれを「ラッキーやったな〜」と思えるのか。早くにやっておけば問題なかったのです。本当にギリギリです。
次男の受験勉強もスロースタートで、高3の秋までクラブや学園祭に忙しそうでした。本格的な受験のスイッチは本番100日前くらいだったかもしれません。遅い、遅すぎる……
そして恐ろしいことに教習所を卒業した長男、のんびりしてしまってまだ免許を取得しておりません!! 『ギリギリ伝説・再び』 は嫌ですよーー!!