小さかった子どもが、気づいたら高校生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生と高校生の2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。

子どもが小さい頃は、わかりやすく可愛かった。夫婦で息子のベストショットを見せあい、エピソードを共有して、うちの息子めっちゃ可愛いなあ~~とウットリするのがお約束でした。

あれから10年以上……。ツンデレ次男が、車で送った時だけは必ず手を振っていくことは第14回でも描きましたが、今でも律儀に続いています。長男は無視してスタスタ行ってしまうのに、次男はどんな状況でも笑顔で出ていきます。か、かわいい……

朝に弱いので起こすのが大変なのですが、膝枕だけではなく、中学の頃までは寝ぼけて腕が伸びてきてよく抱きしめられたもんです。「かあちゃん、だっこ~」の名残です。

思えば、次男は我が家の『かわいさの象徴』でした。長男は身体も大きく成長が早かったのでどうしても”上の子”として扱ってしまうのですが、次男は言葉が遅く、人懐っこく、ザ・弟!! という感じでした(この後10歳で急にクールなキャラクターに変わる謎)

すっかり大きくなったけれど、親と子の年齢差はこの先も縮まりませんので、私達夫婦にとっては今も昔も可愛い息子です。きっと10年後も20年後も同じことを言ってますね。

そして、姑も同じ気持ちなのかなあとぼんやり思ったりします。

バリバリのおじさんになった息子(旦那)が、きっと可愛いんだろうなあ。