小さかった子どもが、気づいたら高校生に……! 子育てって本当にあっという間。大学生と高校生の2人を育てる、イラストレーター・よしだゆうこさんによる育児エッセイ漫画です。
母はバリバリの昭和生まれ。バレンタインといえば甘酸っぱい思い出があったりなかったりする世代です。
女の子たちは友チョコが盛んで、友達同士で何十個も準備することがあるのは知ってました。今も昔もお菓子作りや料理が苦手な私なので、もし"娘が大きくなりまして"だと、チョコ作りの役に立たず娘に怒られるところでした。が、モッサい男子二人なのでそれもなく、バレンタインに無縁の日々を過ごしてました。
それが、急にバレンタインコミュニティの中に入ったと思ったら、男子にも友チョコ文化があったようで……。お菓子を作ったこともない長男ですが、予備校帰りの夜10時半からクッキーを作ってラッピングし、友だちに配ったようです。そのためにほぼ徹夜です。無塩バターある? と急に聞かれても、お菓子に縁のない我が家にあるはずもなく、結局作ったクッキーにすべて"有塩"とラベルが貼られました。完全に遊んでます。
長男いわく、もうバレンタインに告白する人はいないのでは、とのこと。今はチョコレートがコミュニケーションの手段になってて、自由な時代だなあと思います。
そんな母はちょっとお高いチョコレートを自分用に買って、大切~~~に食べてます。もはやコミュニケーションもバレンタインも関係ありませんが、チョコレートは365日いつでも美味しいので、これでよし!