[Word] 罫線でテキストを囲む

本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していきます。今回は、Wordの文書で段落や一部の文字を指定して、罫線で囲ったり背景に色を付けたりして目立たせる方法を確認します。メリハリのある文書を作成したいのならば覚えておいて損はないはずです。

段落や文字の一部を目立たせる

見やすい文書を作成する方法はさまざまですが、段落や文字の一部を装飾して目立つようにするのも有効な手段です。装飾を施したい段落部分にカーソルを移動させたら、「ホーム」タブのリボンにある「罫線」アイコン右の「▼」アイコンをクリックして作業を行います。

• まずはカスタマイズしたい段落部分にカーソルを移動させ、「ホーム」タブの「段落」欄にある「罫線」アイコン右の「▼」をクリックします

• 表示されたプルダウンメニューの一番下にある「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリックします

• 「線種とページ罫線と網かけの設定」画面が表示されます。今回は選択した段落にあるテキストを影付きの罫線で囲ってみましょう。「罫線」タブの「種類」欄で「影」を選択し、「設定対象」で「段落」を指定して「OK」をクリックします

• 指定した段落のテキストが影付きの罫線で囲われて目立つようになりました

背景色を変えてみる

段落ではなく、一部のテキストのみに適用させたいという場合は、あらかじめ装飾したいテキスト部分をドラッグして選択してから「線種とページ罫線と網かけの設定」画面を表示させます。ここでは例として、選択したテキストの背景色を設定する手順を紹介しましょう。

• 背景に色を設定したいテキスト部分をドラッグして選択状態にし、「ホーム」タブの「罫線」アイコン右の「▼」から「線種とページ罫線と網かけの設定」をクリックします

• 「網かけ」タブを選択し、「背景の色」欄で色を選択。「設定対象」欄で「文字」を指定して「OK」をクリックします

• テキストの背景に選択した色が適用されました。一部の文字を簡単に目立たせることができるので覚えておくと便利です