本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していきます。今回は、Word文書にグラフを挿入する手順を確認します。Excelを使わずに簡単な操作でグラフを作成することが可能です。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

好みのグラフを挿入して数値や項目を入力

Wordを使ってビジネス文書を作成する際、売上や予算などの数値を目立たせたいといったケースは多々あります。本連載の第34回で紹介した「文書内に表を作成する」方法でもいいのですが、もっと一目でわかるようにしたい場合はグラフを作成するのがオススメです。「挿入」タブのリボンにある「グラフの追加」アイコンをクリックすると、さまざまなグラフを選択できます。

  • 文書内にグラフを挿入するには、「挿入」タブをクリックしてリボンの表示を切り替え、「グラフの追加」アイコンをクリックします

  • 「グラフの挿入」画面が表示されるので、画面左からグラフの種類を選択。画面右でグラフを選択して「OK」ボタンをクリックします

「グラフの挿入」画面でグラフを選択すると文書内に挿入され、別ウィンドウで「Microsoft Word内のグラフ」画面が表示されます。この画面でグラフの項目名や数値を入力していきます。入力した内容は自動的に文書内のグラフに反映されるので、入力が終わったら「Microsoft Word内のグラフ」画面を閉じましょう。あとはグラフのタイトル部分をクリックしてタイトルを入力すれば作成完了です。グラフを上手に使えば、わかりやすいビジュアル重視の文書に仕上げられるはずです。

  • 文書にグラフを挿入すると、同時に「Microsoft Word内のグラフ」画面が表示されます

  • 「Microsoft Word内のグラフ」画面にあるセルを選択して項目名や数値を入力していきます。入力した内容は文書内のグラフに反映されます

  • 「Microsoft Word内のグラフ」画面ですべての項目を入力し終わったら、右上の「×」ボタンをクリックして画面を閉じましょう

  • 最後にグラフ内にある「グラフタイトル」のテキスト部分をクリックして選択し、グラフのタイトルを入力します

  • これで文書内のグラフが完成しました。見せたい内容に合わせてグラフの種類を選択しましょう