[Excel] シートを追加、移動、削除するには

本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していきます。今回は、1つのExcelファイル(ブック)内で複数の表を作成するのに便利な「シート」の基本操作について確認していきます。まずはシートの作成・移動・削除方法を覚えましょう。

シートの追加・削除・移動方法を覚えよう

Excelを起動して新規ブックを作成した画面を確認すると、画面下に「Sheet1」と書かれた「シート見出し」があります。Excelでは、1つのファイル(ブックとも呼びます)に複数のシートを作成することができ、画面下のシート見出しをクリックすることで表示を切り替えることができます。まずは基本的な操作として、シートを追加してみましょう。

• シート見出しの右にある「＋」アイコンをクリックします

• 新しいシート(Sheet2)が作成されてシート見出しが2つになりました

シート見出しはドラッグ＆ドロップで位置を変えることができます。使いやすいように並べ替えると作業の効率がアップするのでぜひ覚えておきましょう。

• シート見出しをクリックした状態で移動させたい位置へドラッグします

• ドロップするとシート見出しが移動します。作業中のシートを左端に配置するなど使いやすいように移動させておくと便利です

また、シート見出しの名前は変更することができます。「Sheet1」「Sheet2」といった名前のまま使っている方も多いと思いますが、好みの名前に変えておくことをオススメします。また、不要なシートは「ホーム」タブの「削除」アイコンから削除することができます。

• シート見出しを右クリックして表示されたメニューから「名前の変更」を選択します

• シート見出しが入力状態になるので好みの名前を入力しましょう。「Enter」キーを押せば変更完了です

• 不要なシートがある場合は、削除したいシート見出しを選択した状態で「ホーム」タブのリボンにある「削除」アイコンをクリックして、「シートの削除」を選択します

シート見出しの色を変更する

複数のシートを活用する際、よく使うシートの見出しを目立つようにすれば、シートの切り替えが行いやすくなります。ここでは、シート見出しの色を設定する方法を確認します。

• 色を付けたいシート見出しを右クリックして、メニューから「シート見出しの色」を選択。横に表示されるサブメニューから好みの色を選択します

• シート見出しが選択したカラーに変更されました。目立たせたいシート見出しに設定するとわかりやすくなります